バリュー

目標達成の科学〜達成の謎を解明しよう〜

第5回バリューワークショップを社内で開催しました!
今回のファシリテーターは、エンジニアの健也くん。システム開発がめちゃくちゃ忙しい中、合間をぬって一生懸命用意してくれました。ありがとう!

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バリューワークショップの目的

POLでは、三つのバリューがあります。

BHAG Driven
 高い目標を立て、頭がちぎれるほど考え、行動しよう
Iceberg Mind
 目に見える結果は、氷山の一角。その下にある思いとか振る舞いを大きくしていくことが大切。
Growing Together
 ユーザーさん、クライアントさん、メンバー、投資家さん、全てのステークスホルダーと一緒に成長しよう

僕はこのバリューがとても好きなのですが、詳しくは以下の記事を見ていただければ込められた思いも含めて伝わるかな〜と思います。

ただ、どんなにいいバリューを掲げても、社長室の壁にこんな風にかけてあるだけで社内で浸透してなかったら意味がないですよね。

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そこで、新入社員も増えて、また一層バリューの浸透が大事な局面になってきたので全社でバリューワークショップを定期的に行なっています。

今回取りあげるValue

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この一ヶ月、BHAG Drivenだと思った自分の行動を振り返ってみよう!

ToBマーケチームリーダー:
 ToBマーケのOKRは結構高い目標だったけど、達成に必死になって結果達成できた。
PdMチームメンバー:
 7月からPdMにきて、ドキュメントとか何もない状態の中で、見本になるものネットを探したりするのが大変だった
代表取締役CEO:
 来月、シリコンバレーで現地の起業家と合うツアーがある。Uberとかに投資する世界のトップ3の投資家のラジオに出る。「加茂さん、ラジオ英語でいけます?」という無茶振りがあったが、それに取り組んでいる。
CSチームメンバー:
 昨日の他のCSメンバーの日報で、案件きたら打ち返すみたいなことだけでなく、最終的にはこちらから提案するみたいなことができたのがよかった。
プロダクトチームインターン:
 致命的にコミュニケーションと計画性がないのが課題だが、この一ヶ月社内ツールの作成に必死に向き合う中で自分の苦手に取り組んでいった。

バリューワークショップ開催者 健也くんの思い

○ いい人が集まっているのにも関わらずそこまで事業のびてない
○ インターン生から「なんでPOLは20倍、30倍で成長してないの?」という言葉を受けた
○「締め会であんまり目標未達に対して厳しくしてなかったよね」と言われてショックだった
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POLが強い組織になるべく、ビジョンや目標を達成するために必要なマインドセットはなんなのか?を見つめ直す機会としたい。

ここまで1週間のメンバーの取り組み

事前に主催者の健也くんから、以下のようなメッセージで宿題をもらっていました。

健也
「各部署に相談して考えたこの中の目標から選んでください!
 数は自分で決定してください!!
 今回の期間はワークショップ当日の8/29 19:00までです!
 自分が達成できるかな?できないかな?
 と思えるような目標を選んでください! 
 Let's BHAG Driven!」

【選択肢】
・◯回以上イベントに登壇してPOLを発信する!
・ブログ(noteやはてな, etc...)を書いて、自身のSNSで拡散し、◯回以上のRT/いいねをされる!
・◯人以上の21卒理系学生にLabBaseに登録してもらう!
・◯社以上、営業にリード企業をつなげる!(商談、アポにつながった場合カウント)

【今回の事前課題を通しての学び】
目標達成できる人、できない人の違い

▶︎個人ワーク
目標達成できる人:
 ・先延ばしにしない
 ・思い立った時にすぐ行動する
 ・人を巻き込んで逃げられなくする
 ・宣言する
 ・最初にぎゅっと考えて大まかなロードマップをひく
 ・カレンダーにやることをあらかじめ入れる
 ・自分のモチベーションが上がる瞬間を理解している
 ・まずは行動してみることができる
 ・自分を信用していないので、悲観シナリオで物事を読む

目標達成できない人:
 ・先延ばしにする
 ・一人で抱え込む
 ・計画がある程度固まってないと走り出せない
 ・後でやればできると自分を過信する
 ・とにかくやってみる、ができない
 ・覚悟が持てていない
▶︎他のメンバーのコメント 
《カチへのこだわり 「負けない」と「勝つ」の大きな差》

【目標達成の最も根底にあるのは成長マインドセットにあった4方向の動機】
今でも覚えてる言葉がある。
加茂「エネルギーの方向だけじゃなくて、総量も変わる」
"総量も変わる"がすごくビビンときた。なるほど。よく「あの人はエンジン強いよね」とあるがそれも一緒のことかな。その上で、大事になってるくるのが、他者への矢印の大きさ。それはなぜか?
それは、ユーザーの喜びにゴールはないからではないかと思う。

【ユーザーの喜びにゴールはない】
ユーザーへの価値提供、ユーザーの喜び
これって、ほんと尽きない。どんだけでも喜ばせられる。
自分の成長とかだと、僕の場合だけかもしれないが、成長を感じたら、どうしても"まだまだ"っていつもは思いづらい。どこかで無意識に妥協がでる。
だが、他者への影響なら、どんだけでも強められる。それならとことんこれでもかってくらい喜ばせたらいいと思うし、半端ない価値感じてもらえばいいと思う。だから仕事にこだわる。ユーザーにしがみつく執念をみせる

【「負けない」と「勝つ」の違い】
1%でも、できないで終わるのではとよぎってる時点で、もう100%のパフォーマンスは出てない。小さくまとまってそれなりを目指すんじゃなくて、勝つ。もっといえば勝ち切る。100M走でゴール超えて20mくらいは走り抜ける勢いのイメージ。2人のスポーツ選手がいて、
A「絶対負けません」
B「絶対勝つ」
と言ってたら、絶対Bの方が勝ちそうと思うんじゃないかな。

【シンプルな達成欲】
「達成できないのと、達成できるのどっちがいい?」
「達成できる方がいいよね!」
「だから達成しよ!」
このくらいのシンプルさでいいと思う。

「思うは、招く」

目標達成する人の言葉を聞き、目標達成の学びを得よう。
目標達成する人:植松電機 植松社長「思うは、招く」

僕もとても好きな動画なのでぜひ見てみてください。

上記の動画をみてどう思いましたか?

○「どーせ無理」の言葉が未来を諦める
○ 足りないから人は助け合える
○ 中途半端は、何もしないより、何もできないよりずっといい
○ 一人でも多くの子供たちが可能性を潰さない世界を作りたい
○ 「どーせ無理」という言葉に出会ったら「だったらこうしてみたら?」と言ってみよう。

これらの言葉が、僕自身はとても胸に刺さりました。
「BHAG Driven」とは、「最後まで諦めないこと」だと学びました。

これまでの人生でやり切れた時、やり切れなかった時の心境を考えてみよう

僕自身、考えたのは初めてでしたがかなり明確に「これだな」と言語化されたものがありました。

やり切れたとき: 誰かを喜ばせたいと思ったとき
やり切れなかったとき: 自分のために頑張ろうと思ったとき

他のメンバーの言葉

▶︎新卒デザイナー
やりきれなかったとき
 大きな失敗をしたあと。相手と自分を比較してしまって、自分より上(同世代)がいると思うと、どーせむりだと思って自身がなくなり、負のループに陥る。負の感情をもって過ごしているときはだいたいやりきれない。

やりきれたとき
 自分の好きなことをしているとき。夢中になっているとき。考えているとき。ワクワクしているとき。プラスの感情を持っているとやりきれる。

▶︎新卒マーケター
やりきれなかったとき
 途中で大きく目標が未達してしまっているとき
やりきれたとき
 目標達成が見えているとき

吉田さんの講評

POLの共同創業者である吉田さんより、講評をもらいました。

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「納得したらできる」は危険。
自分が頑張れるタイミングを振り返ることができたのはとてもよかったと思う。ただ、一点注意。まだ若いメンバーが多いから、それを納得するしないで決めてしまうには少し早い。納得しないと頑張れない、も言い訳になりすぎちゃう。船が進む方向が決まっているのであれば、その一員にとしているのであればそれを自分がやり切るという腹極めも大事。上場に然り、「そこに山があるから」くらいの意味合いで進むのが大事。人間はどうしても「行かない理由」を探してしまう。それを若いうちに外しておくとこの後すごい生きてくる。

組織風土を変えるために必要なのは言葉じゃない。
どれだけバリューを体現している人がいるか。どれだけ尊敬できる生き様の人がいるか。言葉だけじゃなくて、これまでどういう想い・人生哲学で生きてきたのかっていう生き様が大切。

学び

目標必達は一人でするものではない
・どんな時に頑張れるのか、にはいろんなタイプがいるので、足りないところを補いながら役割分担して目標に向かうのがよい。
・自分の強みや弱みを認知しながら、チームとして目標を達成していくことを意識する。

今回もとても学びのある会でした。
自分の弱みを正確に認知して、弱い自分を誰かと補う、逆に強いところでみんなを助けるチームでありたいなと思っています。

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