感染の起点からの感染の広がり方

それでは感染強度 Ia>2 の「感染の起点」からの感染の広がりを考えてみたいと思います。

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ここでは「感染の起点」が感染強度「6」から始まった場合を検討してみます。感染の広がりは「6」を起点として、左方向と右方向のへ広がっていく事になります。


[左方向への感染の広がりについて]

左方向の感染強度はIm>1の為、感染強度が「6」「5」「4」「3」と感染が広がっていきますがIx=2の強度を持つ人まで感染が拡大した時、左方向への感染強度がIm<1となり収束に向かう事になります。

[右方向への感染の広がりについて]

右方向の感染強度はIm>3の為、左方向よりも多くの人を巻き込みながら感染が広がっていきます。(単位時間当たり、一人当たりの感染人数が多いという意味)

[エリアの中の小ブロックについて]

最初に記載した通り、人同士の「距離的な壁」と「ソーシャル的な壁」により当該エリアの中には小ブロックが形成されていると考え、左右方向への感染よりもハードルが高い状態であると考えられます。(グラフの上下方向に小ブロックが形成されているイメージで、左右には広がっても上下には広がりにくい)

勝手な推測ですが、この小ブロックを越える感染強度を持つ人が多いのは基本的には感染強度が高い人に多いと推測しています。なので、感染強度が高い人は小ブロックを越えての感染強度も高いと仮定します。(上下への拡大も起こりやすい)

[逆方向への跳ね返りについて]





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