見出し画像

誰も傷つかない

僕は落語の世界観に魅せられている。理由のひとつに誰も傷つかないことが挙げられる。落語を聴いているとその世界の中に自分を観ることがある。その世界にはアホなやつは大勢いるが、悪いやつはひとりもいない。いるのかもしれないが、結果、まわりに害を与えることがない。与えているのかもしれないが、誰も傷ついていないと捉えている。

現実から落語を観たとき、登場する人物それぞれみんなに愛着が湧いてくる。やっぱり悪いやつは一人もいないように思える。誰も傷つかない落語の世界観に僕は魅せられている。

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。