コミュニケーションの本質は「相手との共通点」を見つけることではない
こんにちは、いっこっくです。
今日は備忘録的なnote投稿です。
コミュニケーションが苦手な人の特徴
クライアントからよく質問されるもの中で
『セミナーや交流会の場で"初対面"の参加者と何を話せば良いかわからない』
というのがあります。
"初対面"の人ほど相手の情報が無いので、悩む気持ちはわかります。
そして私に
「ネタを教えてください!」
となるのですが、チョット待った!です。
もちろんネタも大切ですが、コミュニケーションについてもっと大事なことを覚えておかないと勿体ないです。
コニュニケーションが苦手な人はある特徴が存在します。
『相手との"意見の同意を得る"ことに集中する』
ことです。
"意見の同意"という言葉がわかりにくければ、
『あなたと相手との共通点を探る』
と言い換えてください。
例えば、
コミュニケーションが苦手な人ほど初対面の人に
対して、このような質問を最初してませんか?
・出身地はどこですか?
・出身大学はどこですか?
・趣味は何ですか?
・好きな食べ物は?
etc
質問の目的が「何か共通点がないかを
探るため」であることです。
なぜなら
「同じ共通点があった!」
↓
「類似点から安心して話ができる!」
なのかもしれません。
しかし、そういう思考で質問しても相手はどう感じるでしょうか?
・がっついている感
→余裕がない、視野が狭くなっている
・心を開いて話していない感
→自身の都合だけで聞いている
といった感想を持つ方がほどんどだと思います。
コミュニケーションの本質とは
ではどうすれば良いでしょうか?
それは、
『相手と違う点はどこにあるのか?』
です。
なぜならあなたと相手は共通点より違う点の方が多いからです。
そもそも相手と生まれ育った環境が違うのだから性格や考え方といった価値観は違うものになるでしょう。
まあ家族や恋人・友人なら共通点の方が多いかもしれませんが初対面なら確率的にも"違う点"の方が多いかと。
大事なことは相手との違う点の方が多いから
コミュニケーションしやすいということが
言いたい訳ではないです。
相手との違う点を見つけることで
『相手に興味を持って欲しい』
ということです。
「自分と同じ人間は他にはいない」
だからこそコミュニケーションをする意味も出てくるのです。
具体的なステップは、
Step1:まずは違いを受け入れる
Step2:なぜ違うのかという観点で
経緯をヒアリングする
です。
Step2をもっと具体的に言うと、
・それはどうしてですか?
(なぜそう思うようになったの?)
・そこをもう少し詳しく聞きたい
・他にはないですか?
ということをヒアリングしてみてください。
相手との価値観もわかるし、更にコミュニケーションが深まる可能性が高くなるのです。
ぜひ試してください。
それでは。
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