製作実演02-output

仕事は『ババ抜きゲーム』と同じです ~仕事を抱え込む人へ~

こんにちは、いっこくです。

今日はクライアントの悩みを共有します。同じような悩みを抱えている方が多いと思うので、万能薬ではないけど解決の糸口になれれば良いかなあと。

対象は

「組織間で仕事をしている人の悩みです」

※ひとりビジネスをしている人はちょっと違いますがビジネスパートナーや外注先の人だと思ってそのまま読んでください。

仕事を抱え込んでしまう背景

クライアントの悩みは一言で言ってしまうと

『仕事を抱えてしまう』

ことです。

私自身も昔は『仕事を抱え込む癖』が
ありました。

特に社会人に成り立ての頃は、
仕事を抱え込んだ結果、周囲の先輩方に迷惑をかけて尻拭いをしてもらった経験が多々あります。


仕事を抱え込む具体的な理由は
・仕事を頼まれると断れない
・人に説明する手間が面倒くさくて頼めない
・人に断られるのが怖くて頼めない
かもしれません。

しかし上記の具体的な理由は、
直接の原因だけど、背景にある"根本原因"は別にあるかと。

仕事を抱んでしまう"根本理由"を一言で言うと

『誰かに相談できない性格』

が大きいのではないかと。


相談できない、相談できない、相談できない。

「相談できれば苦労しないんだ!」

というのが本音。

誰かに相談しないと自分自身にデメリットしかないのがわかっていても相談できないのだ。



だいたい相談できない性格は特に幼少の頃、
親や周囲の人からこう教育されてきたかもしれません。

・人からどんなことでもアレしなさい
 コレしなさいと指示を受けてきた

・親の言うことは絶対だという教育を
 受け続けた

・"自主性"とは無縁の教育環境で過ごした

etc。

もちろん、相談できない性格を治したい!と
ネットや本等で対策を調べたこともあります。



しかし改善せず。
逆にいろんな対策を見ることで、
情報が多すぎてお腹いっぱい状態に陥る状態。


仕事を抱え込む人が解決するきっかけ方法


そんな時、
上司から言われたことがあります。


『仕事はババ抜きゲームと同じだ』


と。

ババ抜きゲーム?

ババ抜きゲームは『相手にババを渡す』ことで、自分自身が勝ち上がるゲームです。



これを仕事に当てはめると、
"相手に相談する"という意識ではなく

『自分で抱え込めるキャパを超えたら、相手に責任を投げることが結果として自身本来の仕事に集中できる』

ものだと。



仕事を抱え込んだとき、「方法論」の前に

「抱え込んだ仕事を開放する」ことを意識した方が気持ちが楽になるということ。


「仕事を開放するためのきっかけ」

です。

そこで『ゲーム感覚』が必要だと。

とういうことかと言うと、

「ババを渡す=仕事の責任を渡す」

です。


あなたが社長でない限りは必ず周りにはより"責任(権限)"を持っている人が存在する筈です。

もし仕事を抱え込んだと少しでも感じらたら10分間解決策を考えてください。まあ解決策が出てこないでしょうけど(笑)

そこで、

ババ抜きゲームで言うババを渡す行為をするのです。

具体的には、

Step1:
すぐに自分よりちょっとでも"責任(権限)"を持っている上司を見つける


Step2:
ババ抜きのババを渡すぞ!というゲームに参加する
※ババを渡してやる!が合言葉


Step3:
"責任(権限)"を持っている上司に困った表示で「どうすれば良いかわからない」という調子で下記の状況を説明する。
※ポイントは事実(Fact)だけを示す。

・自分が持っているタスク
・タスク別の重要度
・タスク別の期限

です。


あなたから球を投げらられて受け取った上司は自分自身で処理するか、さらに"責任(権限)"を持っている上司に投げるしかありません。

もし上司がダメダメな人であったとしても、
あなたはババ抜きのババを渡すことで、少なくとも上司に報告した

『実績』

が存在します。


どんなババを渡した仕事のことで何かあったとしてもあなたが責任を問われることはないのです。

「少なくとも上司に報告した証拠がある」

のですから。



もちろん、何でもかんでも仕事をババ抜きゲームしろという話ではありません。自分自身のできる責任範囲の仕事はしっかり果たしてくださいね。


ババ抜きゲームがすべての問題を解決するわけではないですけど、まずはやってみてはいかがでしょうか。

それでは。

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