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これでも「途上」かよ。Spotifyのすごさ。

こんにちは、久々のnoteです。

2006年の創業からわずか13年で世界最大の音楽ストリーミング企業に登り詰めた #Spotify 。その創業者、#ダニエルエク を描いた書籍であり、担当編集が知人だというんだから、読むしかない。…というわけで、今週深夜はずっとこの本に夢中だった。

かつて平成のインターネットの歴史を伝える番組を企画・プロデュースした経験からすると、回線速度の進化とともに、コンテンツが進化していく歴史があり、いわゆる破壊(#ディスラプト)も、それに合わせて、テキスト、写真、音声、動画とデータ量の少ないものから起きていっているというのが僕の実感。

だとするならば、動画であるテレビのちょっと前に位置し、なおかつエンタテイメントの中核にある「音楽」というジャンルの動向をくまなく見ていけば、自分たちの未来を予想することができるのでは…と #仮説 を立ててきた。

蓄音機、レコード、カセット、CD、MD、DL、ストリーミングと破壊と創造を繰り返している音楽業界がスリリングで興味があるし、好きだからってこともある。多感なハイティーンの時期に、 #小室哲哉 (先生)の音楽プロデュースの魅力や、当時から持っていた #エイベックス のダイナミズムみたいなものに惹かれてきたという理由もあるけれど。(え、偏ってる?笑 でも、日経エンタテインメントは「創刊準備号」から読んできたしなぁ。…おっと脱線)

そんな、きっと誰だって夢中になってしまう音楽(#MusicisCore. ってジョブズも言っていたよね)を変えようという人物が、アメリカではなく、ヨーロッパ、しかも北欧スウェーデンから出てきたんだからすごいのなんの。

さらに、ダニエルの出自が #マークザッカーバーグ みたいなハーバードのエリートじゃなくて、労働者階級の街出身のIT専門学校生だっていうんだから、逆転劇が半端なさすぎるという。(そりゃ、#NETFLIX もドラマ化するわな。#ソーシャルネットワーク を超えるかもしれないもん)

で、違法ダウンロードから好きな音楽を守りたいと立ち上げたSpotifyが「向かうところ、敵なし!」ではなく「向かうところ、敵だらけ!」ってな具合に、ライバル企業はわかるとしても、ユニバーサル、EMI、ソニー、ワーナーといったレコード会社のみならず、#ボブディラン、#テイラースウィフト、#ジェイZ といった超大物音楽アーティストや、ジョブズ、クック率いるアップルや、グーグル、アマゾン、果ては証券取引所、国家までが次々と連続して立ちはだかってくるという超絶「無理ゲー」展開。(証券取引所は、おまけw)

それを何とかかんとか潜り抜けて、会社を売却することなく「世界最高」にまで上がってくるっていう凄さ、逞しさ、オンブズマンさ。その #HARDTHINGS に触れれば、僕の目の前の仕事なんて、大したことない!(…いや、あるか。それはそれで)っていう気持ちにはなる。

そんな怪物Spotifyに、日本で絡もうとしたのは #孫正義 さんしかいないようだし、早くも中国 #テンセント とSpotifyは、ガッツリ行きそうだし、ああ日本よ… #M愛すべき人がいて だけだったのか、この平成30年間ってよぉ…涙という感じもあるけど、最終ページを読み終えた感想は「これでまだ第1章が終わっただけじゃん…」という唖然茫然愕然。

いやはや、とにかく「化け物」ですよ、Spotify。もう少し、客観的なことも書きたいので、僕はこれから、#2回目の読破 にチャレンジしようと思います。皆さんも、ぜひ、読破してみてください。では!(Spotifyを聴いてるとカットインしてくる広告っぽく書いてみた)

#新しいコンテンツ王国の誕生




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