神原一光

テレビプロデューサー。著書2冊。テニス(U14.U16日本代表)。noteは、ちょっと…

神原一光

テレビプロデューサー。著書2冊。テニス(U14.U16日本代表)。noteは、ちょっと長いつぶやき。 https://an-life.jp/article/1243

最近の記事

時を超える、ということ。

同じ場所には集えないけど、同じ気持ちは共有できるはず―。 新型コロナウイルスという「見えない敵」の存在ってこともあるけど、TMにとっては、先生が「引退」している今の状況という「見たくない事実」という意味も含めて…。 そんな中、TM NETWORKデビュー36周年突入を記念して、「TM 12H LIVE! TM NETWORK 35 Anniversary THANKS! FANKS!! and…」12時間生配信が行われた。 過去の懐かしライブや、アルバム発売時に限定プレ

    • これでも「途上」かよ。Spotifyのすごさ。

      こんにちは、久々のnoteです。 2006年の創業からわずか13年で世界最大の音楽ストリーミング企業に登り詰めた #Spotify。その創業者、#ダニエルエク を描いた書籍であり、担当編集が知人だというんだから、読むしかない。…というわけで、今週深夜はずっとこの本に夢中だった。 かつて平成のインターネットの歴史を伝える番組を企画・プロデュースした経験からすると、回線速度の進化とともに、コンテンツが進化していく歴史があり、いわゆる破壊(#ディスラプト)も、それに合わせて、テ

      • 「/」の時代。

        今年もまもなく1ヶ月が経とうとしてる。この間、ずっと考えていた話。 きっかけは、大みそかの紅白歌合戦。 審査員に彼が登場したとき、ふと思った。 大谷翔平選手。 アナウンサーは、 「北海道日本ハムファイターズの日本一に、投手と打者で貢献」と紹介。 それを聞いて、やっぱすごいなと。 打者と投手という2つの異なる才能をあわせ持ち、 それぞれで能力をいかんなく発揮する大谷。 すげえなあ…。 手元のノートに思わずメモった。 「大谷翔平 投手/打者」 そのとき、ふと気づいた。

        • 【さよなら】渋谷区総合庁舎

          渋谷区総合庁舎が建て替えのため閉鎖、解体される。それを記念して、展覧会が開かれた。 ▼廃墟趣味、散りゆくものを惜しむ気持ち、区役所をアートが占拠、普段入れないところも入れちゃう、とか諸々の人が抱く、根源的欲求を刺激され、思わず立ち寄ってしまう。 ▼区役所なんだから「入場無料は当然だろ」とか思いながらも、入口で「案内パンフの協賛金、よければ200円くださいませんか」とか言われると「応援」のためだから、みたいな感じで、気持ちよく払っちゃったりする。 ▼で、いまさら、いい建物

        時を超える、ということ。

          「総合芸術」としてのEXILE TRIBE

          ▼人は自分が足を運んだライブやイベントを「最高だった」と思いたい。そして、人に「自分は最高の体験をした」と言いたい。そんな生き物だ。チケットが簡単に手に入らないアーティストや、世紀の一戦に自分の予定がばっちり合うなんてことは、しょっちゅうある訳じゃない。だから、どんな人もちょっとは、そう感じたことがあるだろう。 ▼僕にとって、そんな感覚を久々に味わえたコンサートにめぐり会った。東京ドームで開催された「EXILE TRIBE」のライブだ。『EXILE TRIBE PERFEC

          「総合芸術」としてのEXILE TRIBE

          カッコいいオトナになるためには、悔しさが必要だ。

           大型連休も終わり、いよいよ季節は初夏へ…。でも、そんな季節の移り変わりとは裏腹に、前向きな気持ちになれる人ばかりではないでしょう。  4月に入社した人たちが、初の部署に配属されたり、異動や転勤で新天地での生活を始めたばかりの人たちのドタバタの毎日にちょっと句読点がついた頃かもしれないのがこの季節です。  そんな時に、ふと襲ってくるのが「会社行きたくないなぁ」「もう逃げられないなぁ」「本当にこの仕事向いているのかなぁ」といったいわゆる5月病の走りのような気持ち…。  そ

          カッコいいオトナになるためには、悔しさが必要だ。

          夜の首都高速。

          夜の首都高速。

          TMN『Crazy For You』は、ネ申曲です!の巻

          今月21日、結成30周年を迎えたTM NETWORK。メンバーは、小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登の3人。1984年のデビューから、日本の音楽シーンに数々のエポックを築いてきた彼らを、僕は中学時代から応援し続けて来た。本原稿は、2011年9月に書いたものをベースに、セルフリプロダクトしたものです。お楽しみください。 「a-nation For Life 10th Anniversary」に行って、TKの歴史的登場を見てしまった「5万2千人の中に1人」である、僕にとってのネ申曲は

          TMN『Crazy For You』は、ネ申曲です!の巻