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書くネタを探す方法(4)応用編

月曜日からネタを探す方法を
書いてきましたが、今回で最後です。

今までのネタ探しは、
基本編:お題から考える
日常編:日常から考える
他人編:情報から考える
といったシンプルなものでした。

ここからはちょっと高度な
ネタ探しになります。

主観⇄客観のバランス

これらのネタ探しを踏まえて考えると、
基本的に文章というのは、

主観⇄客観
過去⇄現在
この二つの軸で、
成り立っていることがわかります。

自分のことを書くか、
自分以外のことを書くか、
過去のことを書くか、
現在のことを書くか、
という感じですね。

また、書き方にもバランスがあります。

自分のことを客観的に書く、
自分以外のことを主観的に書くなど、
バランスを意識すると、
記事の構成を考えるうえで、
軸がしっくりするでしょう。

例えば、私はこういう記事も書いています。

3回目の投稿から続いている連載
『振り返れば俺がいる』は、
自分がこれまでに親しんできた
あらゆるジャンルの作品を振り返る
コーナーです。

一見、極めて個人的な話を
書いているようでいて、
この記事ではあまり自分の話を
していません。

なぜならば、メインの題材は
「自分」ではなく、
「作品」だからです。

インタビュー形式で、
個人的な思い出を
振り返っているようでいて、
書き方は客観的なんですよね。

こういう記事も書いています。

この記事で選んでいるのは、
あくまでも自分が好きな曲なので、
一見、主観的な内容に見えますが、
曲の解説は客観性を重視して
書いています。

このように主観的な話を
客観的に書いたり、
自分以外のことを
主観的に書いたりする手法は、
バランスの取り方次第で
読む人に伝わりやすくなります。

いろんなやり方がありますが、
これが正解というのはありません。

しかし、自分で記事を書く時に
ちょっと意識してみると、
さらにネタが生きることも
あるのではないでしょうか。

未来を想像する

先ほど時間軸の話をしました。

過去⇄現在
という軸ですね。

文章というのは、
基本的に過去のことを書くことが
多くなりがちです。

しかし、未来のことを考えて書く
というのもネタを得るうえで、
いい題材かもしれません。

例えば、
どんな分野のことでもいいですが、
現状はこうだけど、
将来はこうなるのではないか、
という予想を書くのです。

今はこういうものが
流行っているけど、
いずれはこういうものが
流行るのではないか、とか。

自分のことでもいいです。

将来、こういうことがしたい、
と自分の記事で
表明してみるのもいいでしょう。

さらに、そのネタを発展させて、
「自分の将来の目標に向けて、
 こんなことをやっています」
というのを定期的に
アップし続ければ、
最終的にはその夢が叶うかもしれません。

なんだかワクワクしないでしょうか。

そんなチャレンジを続ける記事も
読んでみたいですね。

自分の疑問に答える

ここからは、上級者向けです。

私がもっとも難しく、
もっとも書きごたえがある
と思うネタは、
自分でなんらかの問いを立てて、
その答えを考察する記事です。

日頃から疑問に思うことって
ありませんか。

今の時代、ネットで検索すれば、
答えらしきものは出てきます。

そういうのをネタにして、
記事を書くのもアリです。

しかし、私がもっとも
ワクワクするのは、
ネットで検索しても
答えらしきものが出てこない時です。

釣りで言えば、
魚がかかって
まだ釣れていない状態ですね。

こういう疑問を見つけた時こそ、
ネタにするチャンスです。

これまでに紹介してきた
ネタを得る方法を総動員して、
自分なりの答えを見つけるのです。

しかも、それを立証するには、
たくさんの情報や考察が
必要になります。

非常に高度な記事の
書き方だと思いますが、
これができるようになると、
文章を書くのが、
さらに楽しくなります。

ついでに、ネタを探すのも
楽しくなりますよ。

私の記事で、
このような手法を使って書いた記事は
まだまだ少ないですが、
いくつかあります。

この辺の記事が該当しますね。

どれも自分のオリジナルの考察です。

もちろん、完全なるオリジナル
ということではなく、
ある疑問に対して、
自分がこれまでに得た経験や知識を
総動員して書いた記事です。

ぜひ、みなさんもネタ探しに困ったら、
自分が感じる疑問について
考えてみてください。

調べて書いてもいいし、
自分の考察だけで書いてもいいです。

考えるのが楽しくなりますよ。

*  *  *

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