壱岐新報

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壱岐の真実を報道します。九州北部にある人口わずか2万6千人の小さな壱岐島ですが、ここでも多くの出来事やエピソードがあります。壱岐新報は、そんな壱岐の姿を追い続ける新聞です。常に公平な目線と偏らない思想、バランスを保った真実の報道を貫いています。

最近の記事

【壱岐新報2024.9.20】柳田・志原保育所の閉所に関する条例と閉所延長要望の請願を審議

 市議会9月会議の17日、総務文教厚生常任委員会(植村圭司委員長、以下、総務委員会)は郷ノ浦町の柳田・志原保育所の閉所に関する条例改正について審議した。植村委員長を除く7人のうち、閉所に向けた条例改正に賛成は市山繁、樋口伊久麿、山川忠久委員の3人、反対は松本順子、武原由里子、山口欽秀、清水修委員の4人。総務委員会は反対多数で閉所に関する条例改正を否決した。地域住民と保護者が提出した閉所延長要望の請願は、賛成5人、反対2人で採択した。 総務委員会判断は否決  市は市議会9月

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    • 【壱岐新報2024.9.13】市議会全員協議会が異例の公開審議。へき地保育所閉所問題で

       郷ノ浦町の柳田と志原地区へき地保育所閉所の方針をめぐり、へき地保育所の存続を望む会(頴川加奈江、田中愛妃共同代表、以下、望む会)と柳田保育会の法村洋介会長は先月30日、市議会の小金丸益明議長に対し「へき地保育所の閉園延長に関する請願」を提出した。市と保護者、地域住民の間での話し合いは平行線のまま、望む会は「市は一向に私たちの声を聞き入れてくれず、何を話しても、もう閉所は決まったことと一蹴するのみ。このままでは市に対し私たち保護者、地域住民との溝は深まるばかり」と話している。

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      • 【壱岐新報2024.9.6】へき地保育所閉所に関する条例改正案に住民呆然

         市は、5日から始まった市議会定例会9月会議で、市へき地保育所に関する条例の一部改正の議案を上程した。提案理由には「来年3月31日をもって、市立柳田保育所、志原保育所を閉所するための改正を行う」とある。郷ノ浦町へき地保育所閉所の問題は、現在も地域住民や保護者が市に対し、地域への説明不足や閉所後の園児転入先の不確定さ、市民に寄り添った方針ではないなどの指摘が上がり、折り合いがつかないまま現在に至っている。 住民の理解得ぬまま強行  市議会9月会議の議案上程で市は突如、閉所の

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        • 【壱岐新報2024.8.30】地域住民と柳田保育所保護者へ保育所閉所に関する説明会実施

           市いきいろ子ども未来課(以下、担当課)は20日、篠原一生市長が同席のもと、柳田保育所2階会議室で同保育所閉所の方針に関する「第2回住民説明会」を開いた。保護者や地域住民、公民館関係者など約50人が参加し、意見を交わした。担当課と篠原市長は、来年3月末に閉所手続きを進める方針に変わりがないことを報告、一方で地域住民らは「これまで地域への説明がなかった。今回もわずか1時間のみの説明と意見交換で時間を制限した。これでは活発な議論はできない」と反発した。 「地域への説明がない」住

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        【壱岐新報2024.9.20】柳田・志原保育所の閉所に関する条例と閉所延長要望の請願を審議

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        • 【壱岐新報2024.9.13】市議会全員協議会が異例の公開審議。へき地保育所閉所問題で

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        • 【壱岐新報2024.9.6】へき地保育所閉所に関する条例改正案に住民呆然

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        • 【壱岐新報2024.8.30】地域住民と柳田保育所保護者へ保育所閉所に関する説明会実施

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          【壱岐新報2024.8.23】松永安左エ門記念館、郷土の偉人の功績を後世に伝えるため、建物の老朽化と時代のニーズに対応

           1971年の開館から50年が経過した石田町の松永安左エ門記念館の建て替え計画が進んでいる。軽鉄骨コンクリートの建物の老朽化など、このままでは観光客のニーズに対応できないことなどを理由に、市教育委員会(山口千樹教育長)と市文化財展示施設再編計画検討委員会(西高正会長、以下、再編委員会)は7日、一支国博物館の講座室で1回目の委員会を開いた。市教委は「新館建設のために来年3月末で休館するが、2028年6月16日には新たな施設での開館を目指す」と発表した。 4年後の新館完成を目指

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          【壱岐新報2024.8.23】松永安左エ門記念館、郷土の偉人の功績を後世に伝えるため、建物の老朽化と時代のニーズに対応

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          【壱岐新報2024.8.9】生物学の専門家などによる初のイルカパーク管理・環境等検討委員会

           昨年、3頭のイルカの死亡が立て続けに起きたことから市は2日、イルカパーク施設の水質や飼育環境の確認、死亡したイルカの原因などを検証するため、壱岐の島ホールでイルカパーク管理・環境等検討委員会(川嶋舟委員長)の初会合を開いた。同施設の指定管理者、イキパークマネジメントの高田佳岳代表は、「イルカに負担をかけないトレーニングや、えさの見直し、専門の獣医師の見解など、さまざまな対応をしてきた。リニューアル以前の飼育環境も調べた。それでも昨年はイルカの死亡が続いた。イルカのためにも同

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          【壱岐新報2024.8.9】生物学の専門家などによる初のイルカパーク管理・環境等検討委員会

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          【壱岐新報2024.8.2】志原・柳田保育所閉所、市子ども・子育て会議と市担当課は「方針変えず」を主張

           市子ども・子育て会議(植村英生委員長)は先月23日、芦辺町の那賀地区公民館会議室で40回目の会合を開いた。市子ども計画の策定や市内幼稚園の統合方針などについて協議し、へき地保育所の方針に関しての意見聴取をした。へき地保育所閉所について植村委員長は「同会議は市の諮問を受け、協議した上で答申する場だ。よって再協議は行わない」との考えを述べ、市いきいろ子ども未来課は「今月中に柳田保育所保護者を対象とした閉所説明会を開く。引き続き、閉所の手続きを進めていく」とし、閉所の見直しはしな

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          【壱岐新報2024.8.2】志原・柳田保育所閉所、市子ども・子育て会議と市担当課は「方針変えず」を主張

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          【壱岐新報2024.7.26】県内で最も感染急拡大の本市、基本的な感染防止対策が重要

           新型コロナウイルス感染症の流行が「第11波」に入ったとの見方が強まっている。厚生労働省は19日、全国5千の定点医療機関から8~14日に報告された感染者数は5万5072人と発表し、全国的な広がりが懸念されている。定点当たり報告数で見れば、本市は県内で最も感染者の報告数が多く、今後の感染拡大に注視する必要がありそうだ。 新型コロナ流行11波、県内最多の報告数  現在、全国で広がりつつある主流の変異株「KP・3」は、オミクロン株「BA・2」から大きく派生した変異株で、特徴とし

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          【壱岐新報2024.7.19】85歳以上の部全国1位の偉業。スポーツを生きがいに、郷ノ浦町の古田早苗さん

          ラージボール卓球の全国大会「第37回全国ラージボール卓球大会」が5~7日、福岡市総合体育館で行われ、郷ノ浦町の古田早苗さん(85)が85歳以上の部に初出場し、優勝を勝ち取った。スポーツを通して、人の役に立つことが生きがいと語る古田さんを取材した。 ラージボール卓球で全国制覇  ラージボール卓球は、1988年に誕生したスポーツで、ラリーを続けやすいよう通常の卓球のルールを一部変更している。一番の特徴は、一般のピンポン球よりも4㍉ほど大きく、軽いボールを使うこと。バウンドが高

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          【壱岐新報2024.7.19】85歳以上の部全国1位の偉業。スポーツを生きがいに、郷ノ浦町の古田早苗さん

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          【壱岐新報2024.7.12】郷ノ浦町ツインズビーチ防波堤の一部撤去工事、要望から工事完了までわずか半月

           郷ノ浦町のツインズビーチとして知られる塩樽海水浴場と小水浜海水浴場の間にある、石を組み上げて作った防波堤の一部が突然、撤去されていたことが地域住民からの情報でわかった。市と壱岐振興局は「平成29年度、地域の2公民館と1協議会から防波堤撤去の要望を受け、今年5月に同様の内容で2度目の要望を受けた」という。一方で一部の周辺住民からは「工事の事前説明がなかった。工事後の景観も中途半端な状態にある」という。要望から工事着工までの短期間工程にも疑問があがっている。 市と県の迅速すぎ

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          【壱岐新報2024.7.12】郷ノ浦町ツインズビーチ防波堤の一部撤去工事、要望から工事完了までわずか半月

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          【壱岐新報2024.7.5】議員発議、佐賀県玄海町へ「核のゴミ最終処分場にしないことを求める意見書」を提出

           市議会定例会6月会議の先月28日、市議会は佐賀県玄海町に対し、高レベル放射性廃棄物の最終処分場にしないことを求める意見書(提出者、植村圭司議員)を提出することを、全会一致で採択した。意見書には「漁業や観光業など本市の産業と経済に与える風評被害は計り知れない」と影響を危惧している。市議会は同町に対し、高レベル放射性廃棄物最終処分場を設置しないことや、概要調査を行わないことなど、3項目の要望をまとめた。 核のゴミ最終処分場設置に反対  玄海原子力発電所がある同町は5月10日

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          【壱岐新報2024.7.5】議員発議、佐賀県玄海町へ「核のゴミ最終処分場にしないことを求める意見書」を提出

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          【壱岐新報2024.6.28】補正と当初予算の二重計上、市は「懈怠があった」として弁明と謝罪

           市議会定例会6月会議の18日、議案審議で複数の市議が昨年度3月31日の一般会計補正予算の専決処分に異議を唱えた。問題となるのは、勝本町ふれあいセンターかざはやの1873万6千円と、芦辺クオリティライフセンターつばさの2572万円の減額補正予算について。両施設は昨年度までに非常用発電機や受変電設備、貯水槽、特別浴室の改修工事が見込まれていたが、市職員による事務処理の懈怠(けたい・怠り)があり、工事は未執行となった。市議会は「同予算を含む当初予算の可決後、昨年度の補正予算を今議

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          【壱岐新報2024.6.28】補正と当初予算の二重計上、市は「懈怠があった」として弁明と謝罪

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          【壱岐新報2024.6.21】篠原市長、へき地保育所閉所問題に関する市民団体からの要望に回答

           郷ノ浦町の柳田、志原へき地保育所の存続と十分な住民説明を求める市民団体、へき地保育所の存続を望む会(穎川加奈江、田中愛妃共同代表、以下、望む会)は先月30日、市役所郷ノ浦庁舎で篠原一生市長、いきいろ子ども未来課職員と面会し、篠原市長へ回答を求める要望書を手渡した。篠原市長は「十分に検討し回答する」とし、10日付で市の方針を示した回答を送った。 10年前の「答申に沿う」と考え変えず  望む会は篠原市長に対して①へき地保育所閉所の見直しと存続②市民と質疑応答のある説明会の実

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          【壱岐新報2024.6.21】篠原市長、へき地保育所閉所問題に関する市民団体からの要望に回答

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          【壱岐新報2024.6.14】低所得世帯への給付金支給案など、市議会6月会議

           篠原一生市長が選挙公約に掲げていた「入湯優待券の復活」の議案が、市議会定例会6月会議で上程された。4月にあった市長選後、篠原市長は当紙の取材で「まず手をつけていく公約は」の問いに入湯券の復活を挙げていた。市長就任から約2か月で公約実現に向けて動き出した。 「入湯優待券の復活」が議案上程  市は13日、市議会定例会6月会議を開き、9億291万5千円の補正予算を追加する案や、ふるさと納税基金の事業実績に伴う減額補正予算の先決処分などを上程した。  主な補正案は、物価高騰対

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          【壱岐新報2024.6.14】低所得世帯への給付金支給案など、市議会6月会議

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          【壱岐新報2024.6.7】郷ノ浦町へき地保育所の見直しと検討を求め、市民団体と市長が意見交換

           郷ノ浦町の柳田、志原へき地保育所の存続と十分な住民説明を求める市民団体、へき地保育所の存続を望む会(以下、望む会)は先月30日、市役所郷ノ浦庁舎で篠原一生市長、いきいろ子ども未来課職員と面会し意見を交わした。望む会の共同代表、頴川加奈江さん(35)と田中愛妃さん(33)は、同日付までに集めた署名約500筆を手に「閉所についての市の説明は限定的。市民への十分な周知ではない。また、市と説明を受けた保護者との認識が異なる」などとし、①へき地保育所閉所の見直しと存続②市民との質疑応

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          【壱岐新報2024.6.7】郷ノ浦町へき地保育所の見直しと検討を求め、市民団体と市長が意見交換

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          【壱岐新報2024.5.31】市議会定例会5月第2回会議を開会、国保税の改正などを審議

           市は27日、市議会定例会5月第2回会議を開き、市税条例と市国民健康保険税条例の一部改正に係る専決処分の報告とマイナンバーの行政手続きにおける法律に基づく個人番号の利用と特定個人情報の提供に関する一部条例の改正、市国民健康保険税の一部条例の改正など4議案を審議し、賛成多数で可決した。市国民健康保険税の見直しにより、保険税が一人当たり平均約13㌫(試算)ほどの引き上げになる。昨今の物価高騰や市内での賃金引き上げの低迷など、市民生活への圧迫が続く中、今回の保険税引き上げはさらなる

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          【壱岐新報2024.5.31】市議会定例会5月第2回会議を開会、国保税の改正などを審議

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