壱岐新報

壱岐の真実を報道します。九州北部にある人口わずか2万6千人の小さな壱岐島ですが、ここで…

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壱岐の真実を報道します。九州北部にある人口わずか2万6千人の小さな壱岐島ですが、ここでも多くの出来事やエピソードがあります。壱岐新報は、そんな壱岐の姿を追い続ける新聞です。常に公平な目線と偏らない思想、バランスを保った真実の報道を貫いています。

最近の記事

【壱岐新報2024.6.28】補正と当初予算の二重計上、市は「懈怠があった」として弁明と謝罪

 市議会定例会6月会議の18日、議案審議で複数の市議が昨年度3月31日の一般会計補正予算の専決処分に異議を唱えた。問題となるのは、勝本町ふれあいセンターかざはやの1873万6千円と、芦辺クオリティライフセンターつばさの2572万円の減額補正予算について。両施設は昨年度までに非常用発電機や受変電設備、貯水槽、特別浴室の改修工事が見込まれていたが、市職員による事務処理の懈怠(けたい・怠り)があり、工事は未執行となった。市議会は「同予算を含む当初予算の可決後、昨年度の補正予算を今議

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    • 【壱岐新報2024.6.21】篠原市長、へき地保育所閉所問題に関する市民団体からの要望に回答

       郷ノ浦町の柳田、志原へき地保育所の存続と十分な住民説明を求める市民団体、へき地保育所の存続を望む会(穎川加奈江、田中愛妃共同代表、以下、望む会)は先月30日、市役所郷ノ浦庁舎で篠原一生市長、いきいろ子ども未来課職員と面会し、篠原市長へ回答を求める要望書を手渡した。篠原市長は「十分に検討し回答する」とし、10日付で市の方針を示した回答を送った。 10年前の「答申に沿う」と考え変えず  望む会は篠原市長に対して①へき地保育所閉所の見直しと存続②市民と質疑応答のある説明会の実

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      • 【壱岐新報2024.6.14】低所得世帯への給付金支給案など、市議会6月会議

         篠原一生市長が選挙公約に掲げていた「入湯優待券の復活」の議案が、市議会定例会6月会議で上程された。4月にあった市長選後、篠原市長は当紙の取材で「まず手をつけていく公約は」の問いに入湯券の復活を挙げていた。市長就任から約2か月で公約実現に向けて動き出した。 「入湯優待券の復活」が議案上程  市は13日、市議会定例会6月会議を開き、9億291万5千円の補正予算を追加する案や、ふるさと納税基金の事業実績に伴う減額補正予算の先決処分などを上程した。  主な補正案は、物価高騰対

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        • 【壱岐新報2024.6.7】郷ノ浦町へき地保育所の見直しと検討を求め、市民団体と市長が意見交換

           郷ノ浦町の柳田、志原へき地保育所の存続と十分な住民説明を求める市民団体、へき地保育所の存続を望む会(以下、望む会)は先月30日、市役所郷ノ浦庁舎で篠原一生市長、いきいろ子ども未来課職員と面会し意見を交わした。望む会の共同代表、頴川加奈江さん(35)と田中愛妃さん(33)は、同日付までに集めた署名約500筆を手に「閉所についての市の説明は限定的。市民への十分な周知ではない。また、市と説明を受けた保護者との認識が異なる」などとし、①へき地保育所閉所の見直しと存続②市民との質疑応

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        【壱岐新報2024.6.28】補正と当初予算の二重計上、市は「懈怠があった」として弁明と謝罪

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        • 【壱岐新報2024.6.21】篠原市長、へき地保育所閉所問題に関する市民団体からの要望に回答

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        • 【壱岐新報2024.6.14】低所得世帯への給付金支給案など、市議会6月会議

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        • 【壱岐新報2024.6.7】郷ノ浦町へき地保育所の見直しと検討を求め、市民団体と市長が意見交換

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          【壱岐新報2024.5.31】市議会定例会5月第2回会議を開会、国保税の改正などを審議

           市は27日、市議会定例会5月第2回会議を開き、市税条例と市国民健康保険税条例の一部改正に係る専決処分の報告とマイナンバーの行政手続きにおける法律に基づく個人番号の利用と特定個人情報の提供に関する一部条例の改正、市国民健康保険税の一部条例の改正など4議案を審議し、賛成多数で可決した。市国民健康保険税の見直しにより、保険税が一人当たり平均約13㌫(試算)ほどの引き上げになる。昨今の物価高騰や市内での賃金引き上げの低迷など、市民生活への圧迫が続く中、今回の保険税引き上げはさらなる

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          【壱岐新報2024.5.31】市議会定例会5月第2回会議を開会、国保税の改正などを審議

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          【壱岐新報2024.5.24】篠原市長、市民に直結する課題の初仕事。自身が言う「聞く力」に期待

           郷ノ浦町のへき地保育所閉所の問題が市民間で巻き起こっている。3月末に渡良・沼津・初山の保育所を閉所し、柳田・志原のへき地保育所も、年度末をもって閉所手続を行うことで調整が進められている。4月より志原保育所は入所調整の結果、休所扱いとなり、すでに園児の姿はない。この状況に、ある保護者は「なぜ市は地域の声を聞かずに進めているのか」と戸惑いを見せる。 へき地保育所閉所で不安を抱える住民 建設計画が頓挫、今も影響を残す「郷ノ浦町認定こども園」  市としては、2014年に市子ど

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          【壱岐新報2024.5.24】篠原市長、市民に直結する課題の初仕事。自身が言う「聞く力」に期待

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          【壱岐新報2024.5.17】柳田、志原保育所の存続を求める署名活動始まる

           今年度末で閉所が決まった柳田、志原保育所の存続を求めるため市民団体「へき地保育所の存続を望む会」(頴川、田中共同代表)は、「へき地保育所の存続」「市民の声を聞き、説明会開催」を求める署名活動を始めた。同会は「市は、認定こども園の計画がなくなったにも関わらず議論の場を設けず、市民の声に耳を傾けていない」とし、「一方的な閉所は許されない」と憤りを見せている。署名活動は年度内まで継続していくという。 「へき地保育所」存続と住民説明求む動き  今年度末で閉所が決まった柳田、志原

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          【壱岐新報2024.5.17】柳田、志原保育所の存続を求める署名活動始まる

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          【壱岐新報2024.5.10】前総務部長の中上良二氏が副市長に就任

           市議会定例会5月会議の2日、篠原一生市長が新たな副市長に市の総務部長でもある中上良二氏(56)を任命、中上氏は同日付で市職員を退職し副市長に就任した。任期は3日から4年。このことから、市は3日付で人事異動内示を発表、先月の人事異動からわずか1か月後の見直しとなる異例の人事となった。 篠原市政、副市長を任命  篠原市長が就任した先月18日以降、副市長職の空席が続いたことから市は2日に市議会定例会を開き、中上氏を副市長に任命する同意案を提出した。市議会は賛成多数で承認した。

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          【壱岐新報2024.5.10】前総務部長の中上良二氏が副市長に就任

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          【壱岐新報2024.4.26】白川市政に別れ、4期16年は「次世代への基盤づくり」

           任期満了を迎えた白川博一市長の退任式が17日、郷ノ浦庁舎で行われ、白川氏は4期16年にわたり市政のかじを取った市役所に別れを告げた。白川氏は「16年間の市政運営は、未来に向けた基盤づくりだった」と振り返り、市職員には「新しい世代が住み続けることができるよう、新市政でも一体となって邁進を」と言葉を贈った。 白川氏、庁舎をあとに退任  退任式に臨んだ白川氏は、幹部職員やオンラインでつないだ各庁舎、消防本部など約100人の職員を前に「就任以来、市の現状に適切に対応すること、将

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          【壱岐新報2024.4.26】白川市政に別れ、4期16年は「次世代への基盤づくり」

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          【壱岐新報2024.4.19】4人候補の市長選は突出した得票数なく終了、投票率は72・64㌫

           任期満了に伴う市長選の投票が14日、30投票区で行われ即日開票の結果、篠原一生氏(46・無所属新人)が当選を決め厳しい選挙戦を制した。篠原氏の獲得票は4790票、次点の出口威智郎氏の獲得票は3716票とその差1074票。4者とも接戦となり、最後まで気が抜けない開票となった。今回の当選で、白川氏による4期16年の市政が終わり、篠原新市長による新たな市政が始まった。 篠原氏が新市長に決まる 当選した篠原氏の得票数は4790票、得票率は33・04㌫。出口氏の得票数は3716票、

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          【壱岐新報2024.4.19】4人候補の市長選は突出した得票数なく終了、投票率は72・64㌫

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          【壱岐新報2024.4.12】16年ぶりの市長交代に向けて各候補者が全力で公約を訴え

            4期16年の白川博一市長の任期満了に伴う市長選で、告示の7日、立候補者が確定した。  元市役所職員で無所属の篠原一生氏(46)、2016年の市長選に出馬し、今回2度目の挑戦となる無所属の坂本和久氏(59)、イキビズの元センター長で市長選出馬のために市議を辞職した無所属の森俊介氏(39)、元市役所職員で無所属の出口威智郎氏(48)の新人4人(届出順)。  期日前は13日午前8時半~午後8時まで支所4か所で受け付け。投票は14日午前7時から午後6時(大島、長島、原島は同4

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          【壱岐新報2024.4.12】16年ぶりの市長交代に向けて各候補者が全力で公約を訴え

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          【壱岐新報2024.4.5】市議補選、4つの質問で出馬理由や人物像を見る

           14日投開票の市議会議員補欠選挙に向け、候補予定者に出馬理由や公約などについての話を聴いた。現在、市議会の定数は16人だが欠員2議席の14人で議会運営を続けている。そのため、市長選と同時期に定数に対して2議席の空席を埋めるために、選挙が行われる。  市議補選の候補予定者には、4つの同じ質問を投げかけ、思うままに回答してもらった。質問内容は次にある通り。(掲載は取材順) ※インタビューは市議補選出馬予定者の全員を対象としていますが、取材期間中に連絡が付かなかった候補予定者

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          【壱岐新報2024.4.5】市議補選、4つの質問で出馬理由や人物像を見る

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          【壱岐新報2024.3.29】市民有志による「活性壱岐!討論会2024」を開催

           14日投開票の次期市長選に向け、候補予定者4人を招いて公開討論会が開かれた。これまでの市長選でも市民有志による開催が行われ、市民に向けて候補予定者の政策や考えなどを広く伝えていく場となっている。 次期市長選出馬予定者4人、政策を主張  次期市長選に立候補を表明した篠原一生氏、森俊介氏、坂本和久氏、出口威智郎氏(座席順)を招いて、「活性壱岐!討論会2024」(同実行委員会)を25日午後6時半から同9時までの約2時間半、芦辺町の壱岐島開発総合センターで開催した。  1部は

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          【壱岐新報2024.3.29】市民有志による「活性壱岐!討論会2024」を開催

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          【壱岐新報2024.3.22】出馬候補予定者の声を聴く

          来月14日投開票の市長選に向けた出馬候補予定者4人に、さまざまな話を聞いた。  各予定者の政策はチラシや発表会などの場で見聞きする機会があるが、性格や考え方、出馬に至った理由などは聞く機会が少ない。今回は各予定者にインタビューを行い、人となりや人物像に迫ってみた。  政策に関するコメントは、同月7日の告示以降に掲載予定。  (取材日程順に掲載) 4人の出馬理由や人物像に迫る 「現場主義を貫く」出口いちろうさん  「私はとことん、現場主義なんです。これからの壱岐のた

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          【壱岐新報2024.3.22】出馬候補予定者の声を聴く

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          【壱岐新報2024.3.15】立候補予定者説明会、市長選は4陣営が出席、市議補選は欠員2に対し6陣営出席

           任期満了に伴い来月7日告示、14日投開票される市長選挙と、欠員2議席を争う同日投開票の市議会議員補欠選挙(定数16)の立候補予定者説明会が11日、壱岐の島ホール大会議室であった。市長選は当初の予想通り新人4、市議補選は元職2、新人4の計10陣営の立候補予定者や代理人らが出席。約1か月後に迫った選挙に向け、市選挙管理委員会や壱岐署などの説明を真剣な表情で聞いた。 市長選、市議補選に向け10陣営が出席  市長選立候補予定者は、出馬表明した篠原一生さん(46・無所属)、出口い

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          【壱岐新報2024.3.15】立候補予定者説明会、市長選は4陣営が出席、市議補選は欠員2に対し6陣営出席

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          【壱岐新報2024.3.8】「国保財政調整基金が枯渇する見込み」が増額の理由

          市議会定例会2月第2回会議初日の先月28日、白川博一市長は行政報告で「国保財政調整基金が今年度をもって枯渇する」と述べ、今後、保険料を増額する見込みがあることがわかった。来年度の予算編成から基金による財源確保に無理が生じてきたことが理由だ。このことから、来年度以降の保険料が改定され、市民は経済的な負担が増すことになりそうだ。 国民健康保険料、来年度から負担増  行政報告では「国民健康保険は、少子高齢化、団塊世代の後期高齢者医療への移行、社会保険の適用拡大などに伴う被保険者

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          【壱岐新報2024.3.8】「国保財政調整基金が枯渇する見込み」が増額の理由

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