今日店長になった人に、知っておいてもらいたい店舗運営で大切な3つのこと

今年最大、最強の台風が近づいているということで、明日以降の天候が気になるところです。
各所の方々はお気をつけ下さいね。

さて、今日はマネジメントコンサルティングの現場で、実際店長向けにお伝えしている内容について、ちょっとだけ書いていきます。

まさに「今日」店長になった人には必見の内容だと思います。
長文ですがお読み下さい。

店舗運営で大切な3つのこと

僕自身は小売業の店長として7年、販促担当として3年、飲食業のスーパーバイザーとして8年なので、18年くらい店舗運営に関わってきました。

その中で感じた店舗運営で大切な3つのことというのが、
1) 365個のトライ&エラー
2) 明日自分が死んでも変わらない営業ができること
3) イレギュラーをレギュラーにする

この3つは本当に大切なことだと感じていて、スーパーバイザーとして各店を回っている時、今コンサルティングをしている店舗の店長には、事あるごとにお伝えしています。

具体的に説明していきます。

1) 365個のトライ&エラー
最近は休業日を設定する小売店も増えてきていると思いますが、僕がいた店舗は休業日というのが無く、365日毎日営業をしている店舗でした。

で、店長の役割というのが売上確保、人材育成、商品管理などなど、店舗で起こる全てのことに関して責任を持って業務に当たるということだと思います。

日々営業をしていれば、良いことも悪いことも様々起こるワケで、今日の営業を踏まえて明日の営業があるワケです。

ということは、毎日改善に向けたトライをすることができる環境にあるということ。
これはサービス業ならではの「チャンス」じゃないかなと思っています。

今日うまくいかなかったことは、明日すぐにでも改善するチャンスがある。
これを繰り返すことによって、日々アップデートできるという意識を持って取り組むことが、自分にとっても、会社にとっても、お客様にとってもより良いものにつながっていくので、とても大切なことと考えています。


2) 明日自分が死んでも変わらない営業ができること
これも店長育成をする時に必ずお伝えしているのですが、ちょっと言い方が悪いかもしれませんね。

何が言いたいか?というと、店長である自分がいなくても、何の問題も無く、自分がいるのと変わらない営業ができるということが大切だということです。

自分がいるから「良い営業」で、自分がいなければ「良くない営業」になってしまうのは、お客様からすれば全く関係の無い話ですよね?
逆に、自分がいなければ良い営業ができないのなら、365日毎日出勤するのか?という話になってしまいます。(THE.ブラック働き方!!!)

そうでは無く、しっかりと人材を育てる、自分の右腕・左腕を育てる、働きやすい環境にする、従業員のマインドを高めるなどなど、「店舗というチームでどう戦うか?」をイメージして、そうなるようなチーム作りをしていくことが大切です。

その結果として、自分がもし明日死んでも変わらない営業ができる状態になることが、店長としての最高の仕事といえるのではないでしょうか。


3)イレギュラーをレギュラーにする
店舗運営はイレギュラーの連続です。
毎日同じ相手に対して、毎日同じやり方で、同じことをやって、同じ結果が出る・・・・・、ワケでは無いのがサービス業なんです。

もちろん、そのイレギュラーにどううまく対応するか?というのが、店長の腕の見せ所であり、やりがいでもあったりするのですが・・・、そんなにうまいこといくことばかりでもありません。

だったらどうするのか?

イレギュラーで発生したこと=ケーススタディとして分析し、どう対応するのがよりベターか?をある程度決めてレギュラー=誰でもできるようにノウハウ化・マニュアル化するというのが大切なんです。

2)にも繋がるのですが、自分がいなくても変わらない営業ができるためには、「共通認識」を持つ必要がありますので、それを持つためにも有効なのがマニュアルになります。

ノウハウやマニュアルというと嫌だなと思う人も多いのですが、効果的に活用することができると、最強の武器になります。

ノウハウやマニュアルがあるからこそ、今日入社した新人でさえ同じことがすぐできる!可能性がぐんと高まります。

ですので、イレギュラーは起こる前提で先読みをする、起こった際にはそれを分析し今後の営業に活用することが、店舗運営において大切なことなんです。


ということで、この3つのことは、僕自身も店長として、またスーパーバイザーとして長く店舗運営に関わり成果が出せた大きい要素です。

今の自分のやり方、スタイルと同じだ!もしくは違うよ!ということがあると思いますので、その辺りも含めて参考にしてもらえたらなとおも



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