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【時間やストレスの感じ方は価値観で決まる】魂の孤独地獄から解放されるブッダの教え


私の勤務時代のお話です。

土日出勤して
終電で帰った勤務時代のことです。

TVや新聞社が取材に入る
イベントの企画運営の仕事の担当になりました。

しかも、着任早々、
片腕となるべき部下が
既に精神を病んでいたので退職。

2人分の仕事を抱えることとなりました。

私は、
もともとイベント関係の仕事に
価値を感じず
ものすごく時間が長く感じられました。

そして、苦しみを感じ
疲れ果てました。

しかし、
ひょんな事から、

その仕事と並行して
比較的大きなビルの評価を
頼まれたのです。

私は、不動産や地理的なことが好きでした。

なのでイベントの業務の合間を縫って
例えばイベント関係者の会議が
21時に終わってから
さらに評価のため深夜の街を歩き
不動産を見て周りました。

しかし、ストレスも
思ったより感じませんでした。

長時間働いた実感も
ありませんでした。

振り返ると
イベント業務だけよりさらに
長時間働いたにも関わらず
ストレスが不思議にもあまりなかったことを記憶しています。

また私以外でも
こんな話を聞いたことが
あります。

その人は月間200時間を超える
残業を経験して

うつ病を脱した方だそうです。

しかし

ご本人は
「楽しくて時間を忘れて
 やってしまうことだから、
 その時は楽しかった」

と目を輝かせて
語ってくださったそうです。

つまり、
苦しみやストレスは

労働時間だけで決まるのではなく
「その人の価値観がどこにあるか」
によって大きく左右されるのです。

これは、

『経営者自身の価値観』
あるいは
『従業員の価値観』

それと
『事業理念(事業の在り方の価値観)
が一致していることが
どれほど重要か

を示しています。

もしあなたの人生スパンでの価値観
つまり『人生の目的』

それと
『あなたの事業とその理念』
が一致しているとどうでしょうか?

そして、

あなたの示した事業理念に
共感した従業員だけが
集まってくれていれば
どうでしょうか。

どれほど大きな成果に繋がるか
自ずと分かると
思われませんか?

【編集後書】

舞台等の下に
せり下がる場所があります。

それを奈落(ならく)と言います。

その語源は
サンスクリット語「naraka(ナラカ)」から来ています。

苦しみの世界です。

そのような場所が存在して、
そこに堕ちるのではなく、

自らの行いが
自分に返って来る世界だと
ブッダは説いています。

最も苦しみの激しい世界を
阿鼻地獄と言います。

阿鼻地獄の寿命は
四億三千二百万年の
八万倍と説かれます。

特に苦しい時は
時間が長く感じられるものです。

一方、

無限に明るい世界である「極楽」往きと
生きている今に未来が
ハッキリ定まったこと。

それを大無量寿経で
「信楽」(しんぎょう)
説かれています。

それが仏教の究極の目的であり
究極の人生の目的だと
ブッダは説いています。

そう、生きている今なれると。

自分の知らない自分までを
本師本仏に照らし抜いて頂き、

魂の孤独地獄から
明るく楽しい人生に

今、生まれ変わることが
できるのだと説かれています。

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