オワコン

日本はオワコンだが、世界はもっとオワコン…。

みなさんこんにちは。塾長です。
今日は「日本に対する誤解」についてシェアします。

はじめに

「日本はオワコン」と言っている人が、日本をオワコンにする!!

プロパガンダだと思っています。

プロパガンダ(propaganda)とは、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為である。
wikipediaより

OWNDAYSの田中社長が言う
「世界に出て始めて日本のすごさに気がつく。」カッコつけて世界に出たが、日本で成功することがこんなに評価される事だったのかと。

では、日本の衰退と世界の衰退、発展途上国の向上を説明します。



① 世界最高の国ランキング

アメリカの時事解説誌としては3番目の発行部数を誇る USニューズ&ワールド・レポート が2019年1月に発表した「世界最高の国ランキング

日本は前年の5位から飛躍し、過去最高の2位に浮上しました。

基準となる項目は、
・起業家精神 ・冒険的要素 
・市民の権利   ・文化的影響力
・文化・自然遺産 ・原動力
・ビジネスの開放度 ・パワー 
・生活水準

このように、さまざまな基準をもとに算出する同ランキングは、80ヵ国が対象で、起業家精神を比較的重要視しています。

【ランキング結果】

1位 スイス(人口:850万人)

2位 日本 (1億,2,680万人)

3位 カナダ(3,670万人)

4位 ドイツ(8,720万人)

5位 イギリス(6,600万人)


日本の項目別ランキングは、
・起業家精神=1位
・冒険的要素=39位
・市民の権利=17位
・文化的影響力=6位
・文化・自然遺産=10位
・原動力=5位
・ビジネスの開放度=22位
・パワー=7位
・生活水準=13位

「企業家精神の高さ」でトップに立ち、世界で最も「前向きな国」であることや、経済が上向きなこと、国民に健康的な環境を提供していること、文化的影響力の高さなどで高評価を得ました。しかし、その一方で「冒険的要素」は少し落ち込んでいるため、世界的にも堅実な国と評価されているようです。


 一方、海外からの評価が高いにもかかわらず、日本人は世界で最も自国を低く評価しているという分析結果も出ています。この日本人の自虐的な感覚は、観光や海外投資に長期的な悪影響を及ぼすと同誌は懸念している。

つまり、現状の日本は世界第2位なのに、「プロパガンダ」を植え付ける日本人がいかに多いかということがわかりますね。

いい加減にしてほしいものです。


② 日本は偏差値60の優等生

日本は戦後の高度経済成長期、アメリカやイギリスと並ぶ経済成長を成し遂げ、先進国となりました。その後、中国・韓国を中心に発展途上国に多額の経済援助をしてきました。

その結果、今の中国の経済成長があるわけです。

日本は常にトップの技術を持って世界と競い合ってきましたが、医療の進歩・社会保障の充実により、高齢者が増加することになりました。

さらに、世界中で起こった世界恐慌・オイルショックによるバブル崩壊で、世界とともに日本も「不況」に陥ります。

なんとかこの不況から脱却しようと「アベノミクス」三本の矢の政策により、金融緩和として金利を下げたり、「国債(国民からお金をかりる券)」を発行し続け、借金大国となったわけです。

ですが、ここで注意!

日本は他国から借金をしているわけではありません。

自国の国民からお金を借りているのです。

つまり、世界中の国々は「日本は一切借金のない裕福な国」と評価するわけです。

優秀すぎるくらいです。例えるなら、偏差値60の子供が、家では親に怒られているが、学校での評価は高いという感じです。


しかし、恐ろしい現実ですが、

日本の少子高齢化は非常に深刻です。世界でトップです。

高齢化

続いて深刻な国は中国です。政府主導で「一人っ子政策」を行ったツケが回ってきています。

日本はこの状況を打破する力を持つ国です。それが日本の国民性です。

こんなに小さな島国が、世界第3位の経済力を誇る先進国になりえたのですから。

私は、高齢化社会を打破することよりも、少子化に歯止めをかけるために、「ベーシックインカム」の導入を行うべきだと考えています。堀江貴文さん、竹田恒泰さん、辛坊治郎さん、西村ひろゆきさんなどもベーシックインカムには前向きな意見をしめしています。→べーシックインカムについてはこちら


③ 世界の国はどうなの?

「世界最高の国ランキング」にもあるように、日本という国は憧れの国です。

それもそのはず、(クリックで詳細説明)

中国は共産党の一党独裁で恐怖のスコア付け
北朝鮮・ロシアは完全に社会主義国で経済崩壊
韓国は反日を掲げ、北朝鮮との統合を目指すヒステリック国
イギリスは円満なEU離脱ができず、経済大暴落
その他ヨーロッパ諸国はEUにおんぶに抱っこで経済衰退

唯一、アメリカは「アメリカファースト」を掲げ、アメリカの知的財産・農産物を守る自由な国といえます。
アメリカの強さについて

画像2

しかし、国土が広すぎて統率が取れないこと、米中貿易戦争でドルの変動が激しいことなどもあり、2019年は金利を3度も下げるなどの金融政策を取り始めました。アメリカも衰退の状況下ですが、金利政策で必死に食い止めていることがわかります。

つまり、日本だけでなく、どの国も衰退している時期なのです。


経済成長しているからと言って、アフリカ諸国・東南アジア諸国に住めますか?
電気・水道・ガスのインフラ整備がやっと行われ始めた地域です。そんな地域ですから、確実に経済成長しますよね。
投資家たちが「日本をオワコン」と呼んでいる真意は、「日本は投資する国としてはオワコン」といいたいのだと思います。

簡単にいうと、偏差値60の生徒の成績の伸びと偏差値40の生徒の成績の伸びを比較しているのと同じことです。


この「安心・安全の日本」で生まれ育った以上、発展途上国で生活するには非常に勇気がいります。きっと、日本がオワコンと言っている人のほとんどは、日本に住んでいるのではないでしょうか。


④ まとめ

日本は先陣を切って先進国になった国、そこからさらに飛躍することは難しいことですが、それでも「科学技術分野・伝統工芸分野」に関しては世界トップクラス。

さらに、日本は発展途上国を手助けする優しすぎる国。だって、借金なんてないのですから。

しかし、今後の「少子高齢化」は大きな課題。先進国日本が、この課題にどう向き合うのかを世界中が注目して、学ぼうとしている状態。なぜなら、世界各国もまもなく高齢化社会を迎えるから。

私たち一人ひとりが、この日本について本気で向き合い、今後も未来の子どもたちの為に前向きに行動する。そして、正しい政治家を選ぶ判断をするべきである。

なぜなら、この「資本主義・国民主権」という最高の環境を私たちに作ってくれたのは、今の高齢者たちですから。私たちも、未来の日本国民に「ありがとう」と言ってもらえる社会を作る必要があるのではないでしょうか。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

安倍総理の政策である「アベノミクスの成果」についての記事も是非ご覧ください。
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塾講師歴20年。二児の子育てをしながら塾を経営しています。 ここでは、「これからの世の中を生き抜くために必要な力」について考えていきます。もし、気に入って頂けましたら「スキ、フォロー、サポート」よろしくお願い致します。m(_ _)m やる気が倍増します!