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シニア世代の「良い姿勢」について考える

運動指導に携わる人であれば、みなさん「アライメント」について最初にご指導するのではないかと思います。もし「アライメント」が崩れている方がいらっしゃったら、まずはその「アライメント」を正してからトレーニングに入るのではないでしょうか?
しかし、シニア世代の方の姿勢改善については難しい問題が山積しています。もちろん、良い状態にするべく努力するのですが、アプローチといいますか、「良い姿勢」に近づけていくためのトレーニングアプローチが違ってくると思うのです。

シニア世代の方は、深刻なほどに姿勢が歪んでしまっている方が多いからこそ、楽しく、あまり最初からピンポイントに歪んでいる箇所にこだわらずに誰しも必要な体幹の筋肉を中心としたトレーニングを続けているうちに、全体的な体力もついて、自信もできて、気がついたら骨格そのものの歪みは治らなくてもその人にとって良い状態が続いている・・という感じ、これが大切なのではないかと思います。

今回はシニア世代の方の姿勢の歪みへのアプローチの仕方についてと、楽しい実技などについて、動画も含めてご紹介します

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