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汗を流して暑さを乗り切る

❝「暑い」を利用する❞


高温多湿。
日本の夏は爽やかじゃないですよね。

それで、心地よく過ごすために私が小さい頃は
夕方になると庭や道路に「打ち水」をしたり、
風を起こすために「団扇」が大活躍していました。

ン十年前と今では暑さの質が変わって
最高気温なんか40度前後になることもあるので、
一概に比べることはできませんが、
人は汗をかかない生活を求めているような気がします。

制汗剤なるもんが生まれ
それを使うことがエチケットのように宣伝されます。

家庭や職場ではエアコンが必須アイテムです。

温度や湿度をいつも意識して
室内環境を管理しています。

それはそれで心地いいのですが、
人の体は体温調節がへたくそになっています。


人には住む環境によって
ある程度自分で体温を調節できるようなシステムが
組み込まれています。

暑い時には汗を流し気化熱で体温を下げます。
寒い時には血管や体表面を収縮させ排尿を促し、
できるだけ体温を下げないようになっています。
(尿は体の中でできるのに体温より少し温度が低いそうです)
自律神経の働きで、
意識しなくても体は調節してくれるんですね。
カラダって奇跡の塊です😊

最近ブームのサウナ。
これは高温多湿の(過酷な)環境に荷を置き
強制的に汗をかき、
その後冷たい水で体を冷やします。

もう自律神経さんはビックリですよね。
ボーッとしてる場合じゃないです。
きっと警策で肩をたたかれた修行者のように
目が覚めることでしょう😅

こうして自律神経さんが目覚めてちゃんと働くようになると
カラダは心地いいのです。

環境が常に心地いいものだと
体温調節系の自律神経さんはサボリ癖が付きます。

人は陰と陽に触れる(振れる)ことによって
その中庸を知ることができます。

陰も陽もどちらも必要なものなんですね。
良い悪いと判断して排除するのではなく
今はこれを味わおう、な~んていう気持ちで
暑さを利用して汗をかくのもいいんです。

極端な暑さにはくれぐれも気を付けて、
無茶をしないようにね💓


❝「暑い」を利用する❞


今日は水曜日。環境を利用する一日でありますように💖




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