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年賀状考

❝時代とともに❞


昨日、2日間の面接授業終了の帰宅時
同じ方向に帰る学友と同行しました。
学友は汽車で来て
大学近くに泊まっての帰りだったので
私の車に乗ってもらったのです。

車中で年賀状の話になりました。

年を取ると年々少なくなるよね。
お互い独居老人(笑)だから
受取るのは嬉しいけれど出すのが億劫。
などと話していると、
別に年賀状でなくても
便りのやり取りは嬉しいものだね、
という話になりました。

SNSがなかった昭和の時代に育った私たちは
便りと言えば手紙でした。
今は違います。
話したいことはすぐに声のやり取りができて
画像などのデータまで渡せる時代です。

私もそろそろ年賀状じまいをしようかな、
と思う所以です。

出す人は
SNSで繋がっていない人、
ほとんど連絡をしないお世話になった人、
頂く年賀状に手書きのコメントを書いてくれる人。

これだけにしようと思います。

でもね、年末に郵便局ですごいサービスを受けたので、
ココロが揺れました。

暮れの30日に高知市を通過する用事があり、
高知中央郵便局に投函しようと年賀状を持っていきました。
その郵便局は高知駅の隣の交通量が多い場所にあります。
ポストに入れるには駐車場を探さないといけません。
信号待ちで停車していると、
歩道に若い女性のサンドイッチマンが笑顔で登場。
「年賀状お預かりします」
と書かれた紙に挟まれた彼女は
あちこちで年賀状の束を受け取っていました。
もちろん私もお渡ししましたよ。

初めて見る光景だったので感動でした。
「お願いします、ありがとう」と声をかけると
満面の笑顔で「お預かりします」と言って
次の車に駆けていきました。
暖かい晦日。彼女、半袖でした。

出す人と受け取る人の間に「繋ぐ人」がいるんだ。
そう思うと年賀状が愛おしくなりました。

来年、どうするかな?


❝時代とともに❞


今日は月曜日。心動く一日でありますように💖








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