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いつもと違う職場で働く機会。 〜披露宴会場のサービス〜

こんにちは、スタッフの松本です。

私はフルタイムで働いているのですが、勤務時間に余裕を持たせていただいていることもあって、これまでもnoteで紹介しているような自分自身の学びの時間に充てることがあります。

先日は、いつもと違う職場で働く機会として、結婚式場の披露宴会場にてサービスを担当させていただきました。披露宴開始から終了までの2〜3時間でしたがとても貴重な体験となりました。

鴨川近くの結婚式場

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まずは披露宴開始の前に簡単なミーティング。この日は50人程度の披露宴らしく、披露宴の流れを進行表を見ながら説明してもらいましたが、いつもと勝手が違いすぎてなにがなんやら…

実際の会場でも、ざっとサービスの流れを教えてもらいましたが、本番でやってみないとわからない!ということでとにかく周りのスタッフさんを見て、分からないことは聞いて、乗り切ろうと心を決めました。

サービススタッフは7〜8人。皆さん学生さんで私よりもお若く、テキパキと動かれていたので邪魔にならないようにと必死でした。チーフプランナーさんは私と同年代の方で、主に私の対応をしてくださったのですが、各部に指示を出されている姿がかっこよくて印象的でした。サービススタッフの中でも2、3人はインカムをつけた方がいて、めちゃくちゃ憧れました。

披露宴スタート!

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式が始まり、ベテランのスタッフの方が各テーブルへシャンパンを注ぎに行きます。ワインを注ぐのはIKEYAでも行っていますので、「私にもできるかな、やりたいな」と考えていました。不思議と緊張はなく、いつもやっていることをやるだけだという気持ちでした。

さて、乾杯の挨拶がおわると同時に各テーブルに瓶ビールとウーロン茶を配ります。ここから私も参加させていただきました。宴会場でのサービスすべてに言えますが、サービススタッフが一斉に動き出すので、邪魔にならないように、どこのテーブルに行けば良いか瞬時に判断し動かなければいけません。これが慣れないことで今回の経験で一番難しかった点です。10卓ほどのテーブルのどこにドリンクが足りていないかとウロウロしてしまいました。

いよいよサービス開始!

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ドリンクが出たらコース料理の始まりです。披露宴が終わるまでの2時間でデザートまで出さなければなりません。ドリンクのサービスと同じように、どこのテーブルにお料理が足りていないか、空いているお皿はないかを見ながらお料理を出して、下げての繰り返しです。その間、バックヤードでは下げたお皿やカトラリーの整理などが行われていました。バックヤードは狭いので自然に、「お願いします」「片付けておきます」とお皿を下げてくる担当と下げたお皿を整理する担当に分かれて効率よく動きます。日頃からIKEYAでも注意されることですが、大勢で働くときの声かけがいかに大切か実感しました。

なんとか時間内にデザートまで出し終わり、新郎新婦さんが退場。他のサービススタッフさんはゲストが帰られてから会場の後片付けをされていましたが、私はここまででした。


IKEYAで働く時と大きく違う点は次の4つ。

  1. 数人のスタッフがいて、一斉にサービスをする

  2. 皆さんが新郎新婦やモニターを見てらっしゃるので、お料理に目を移される時間が少ない。

  3. カメラを構えている方が多いので、なるべく写り込まないようにサービスをする。

  4. 短時間でコース料理の提供を終える。

今回の体験の感想は「時間に追われていた」ことと「邪魔にならないサービスが難しい」ということです。次から次へとお料理をだすためには、空いたお皿をどんどん下げなければなりません。お料理の出るペースが早いので、空いたお皿は早く下げておきたいところです。しかし、なるべくゲストのかまえるカメラに映り込まないよう、各テーブルの状況を見に行くのは最低限にしたい。IKEYAと比べて席数が倍以上ありますので、各テーブルの状況を把握する、さらに広い視野が必要だと感じました。私に余裕がなかったこともあって、全くゲスト一人ひとりに気を配ることができませんでした…。お料理を出して、下げて、をきっちり行った上でもっときめ細やかなサービスがしたいと強く感じた1日でした。

こちらの式場には今後も月1回程度、お世話になる予定です。次回は今回の反省を踏まえて動けるように頑張ります。




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