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勉強をおもしろいと思う心

子供を教えながら、勉強のポイントを思い出す日々。

小学4年生の長男と塾の勉強を一緒にやる日々。
算数は説明も簡単で理解させやすい反面、国語は理解させるポイントがなかなか見つからず苦戦中。

算数を理解させるのはそれほど難しくないというのは理由があって。
塾講師をやっていた時に、小学校就学前から高校生まで、中学受験生や大学受験生まで見ていたおかげで、ここさえ掴ませればいいというのが見えているというのもあります。

算数は「見えた!」の積み重ね

感覚で言うと、中学で習う因数分解。
何で括る(くくる)か、を子供に閃かせるまでが勝負。
「見えた!」と子どもが感じられれば、自然と面白く感じるし、自分はできるんだという自信もついてきます。
これをいかに体験させるかの勝負。

娘と老婆のだまし絵

具体的には、こんな感じ。
何が見えますか?
娘が見える人は、老婆を探してください。
老婆が見える人は、娘を。

見えなかったものが見えるようになると、元の絵は見えなくなる。
脳の構造として、そういうものだから、わかる体験をしてしまうと、わからなかった時にどう見て、どう感じていたのかがわからなくなってしまう。


My Wife and My Mother-In-Law, by the cartoonist W. E. Hill, 1915 (adapted from a picture going back at least to a 1888 German postcard)

「学力」という実と、「面白い!と感じた記憶」という虚の合わせ技

わかる体験をさせることで力をつけつつ、「わかった!」という感動で面白かったという記憶を植え付けていく。
両方の意味で経験値を貯めさせることが、勉強の面白さを知っていく土台になります。

具体的にするから攻略できる。

勉強だけに限りませんが、できないのは具体的じゃないから。
相談できる人をまず作ることから始めてくださいね。

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