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ぶれない方針と礎、常勝軍団の本気鹿島アントラーズ

おはようございます。

いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪

今回は好きなサッカーに関する記事になります。

新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年は降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。
新シーズンにむけて今回はオリジナル10の一つ、そしてJ1最多優勝クラブの『鹿島アントラーズ』について個人的に思ったことを書きます。


1.なんだかんだで結局上位にいるJ1最多優勝クラブ

Jリーグの歴史は鹿島アントラーズの優勝から始まり今に至ります。
Jリーグの中で最多優勝数を誇るのも鹿島アントラーズです。

元ブラジル代表10番、鹿島アントラーズ立ち上げ時に多大なる貢献をした”神様”ジーコの教えをクラブの礎に徹底したチーム作りをしています。
チームとしての方向性、理念がしっかりと築かれているため一時的にチームが不調でも元に戻すということができるためJリーグ創設時から一度も降格を経験したことがありません。
この元に戻すということの何がすごいかと言いますと、監督が変わろうが鹿島のサッカーになるということ。

ここ数年含め今シーズンも開幕時は降格争いの順位でスタートしたのに終わってみれば4位と優勝争いにいるあたりなんとも言えないしたたかさと安心感を感じます。

また生え抜きの日本代表選手輩出も歴代で一番多いのも特徴の一つ。
黒崎比差支、本田泰人、秋田豊、相馬直樹、柳沢敦、鈴木隆行、野沢拓也、中田浩二、本山雅志、曽ヶ端準、小笠原満男、岩政大樹、田代有三、増田誓志、興梠慎三、内田篤人、土居聖真、大迫勇也、柴崎岳、昌子源、植田直道、上田綺世と常に代表に絡める選手を輩出しています。

2.もっともブラジルに近いクラブ

上記に書いたジーコ含め、Jリーグ創設時を盛り上げたアルシンド、ビスマルク、現役ブラジル代表であったレオナルド、ジョルジーニョなど必ず外国人補強においてブラジル人選手が必ずいます。

プレースタイル、考え方もブラジルをベースにしているため、ドリブルが基本上手いうえに一対一に対して強さがあり、相手の反応に合わせた行動を選択できるのが鹿島が強い理由と強化部の方が話しています。

基本システムも4-2-2-2とブラジル式を採用、選手の適正によっては多少システムが変わることもあるが常にGK、センターバックが攻撃を跳ね返し、サイドバックが攻撃の起点に、ボランチが攻撃の芽をつぶし、攻撃的MFとFWが臨機応変にポジションをずらしながら攻撃をしかけます。

マークのずらし方がうまいので、ぜひ得点シーンのハイライトなどではその前のプレーをみていただくとよくわかります。

3.勝ちへのこだわりが最多優勝を作る


基本ショートカウンターでゲームを作り、相手に合わせ守備を形成する。
1対1での守備へのアプローチが他のクラブよりも強くて速いのでリズムを作らせないのも特徴。
交代する選手も同じようにできるのが鹿島の強み。

またとにかく勝利に徹しており、泥臭かろうが勝つなら何でもこなすというのを選手全員が徹底しているため常に相手が嫌がる、弱点をついてくるプレーが得意。

特に後半終了間際にリードしている場面で相手陣地のコーナーフラッグ前でボールキープをして時間稼ぎをするプレーがどのJクラブよりもすごいため上記のプレーを『鹿島る』と名がつくぐらい勝ちへの執念がずば抜けております。

だからこそ最多優勝数を誇るクラブなのだと思います。

4.補強と展望


2022シーズン途中にエースでチーム得点王の上田綺世選手が海外へ移籍したことによりリーグ後半戦は失速。シーズン終了後に中盤の要であった三竿健斗選手がポルトガルのサンタクララへ移籍しましたので補強が必須。

チーム自体は鈴木優磨選手含め攻撃力はあるが一人では荷が重い、守備も世代交代のせいか経験不足が否めず守り切れないという展開が多かった。

ですが常勝軍団というプライドの元、フランスのニース所属植田 直道選手、G大阪の昌子 源選手と鹿島を知る元日本代表の選手達を呼び戻すことに成功。
鹿島が優勝争いしている時は大体センターバックが強いので、この二人を呼び戻せたのは非常に大きいと思います。

また川崎フロンターレの知念 慶選手、サンフレッチェ広島の藤井 智也選手と即戦力を補強するという抜け目ないのが鹿島フロントらしい補強。

そして高卒選手も育ちやすい環境作りを徹底しているので、また新たにニューヒーローがでることも期待できて楽しみなクラブだと思います。

さいごに

鹿島は充分強いのは承知なので超個人的願望としては、唯一の懸念点としてなぜか海外クラブへの移籍で内田 篤人さん、大迫 勇也選手以外で成功例が少なく海外クラブ選びがいまいちなところがあるのでそこは改善してほしいところです。

鹿島の礎を築いたジーコが最近の若手の海外移籍について思っていることもあり、それをまとめた動画がありましたが動画の半分が鹿島に所属していた選手だったのがなんとも言えない。

代表レベルまでは当たり前のように育てることができるクラブなので、海外移籍なら活躍できるレベルを輩出、またはJでは圧倒的強さでラスボス的な位置に降臨して日本サッカーの底上げを担ってほしい、これからも強い鹿島アントラーズでいてほしいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。

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