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いつ災害が起きても対応できるようにする為に用意できること

おはようございます。

池田諭史です。

もうすぐ東日本大震災から11年が経ちます。
僕自身は直接の被害はなかったですが、当時いた工場の職場の方々の実家の大半が東北の福島県、宮城県、岩手県にあるため、その時の悲惨な出来事が常時話に挙がってきておりました。

家、車が流された、海水に浸ってしまい家がダメになったはまだ良いほうで、親、兄弟、親戚、友達が津波、倒壊に飲み込まれ亡くなったというのが悲惨さを物語っています。
親や兄弟の死に目に会えないでお別れとなった辛い経験を体感した同僚もおりました。

また当時の自動車部品の部品を作る工場も福島県にあった完全に停止してしまった関係で部品が供給されない為、しばらくは生産が止まり、仕事もできないという経験もしました。

#防災いまできること  として自分たちが今できることは何かを書かせていただきます。

1.”まさか”という危機感をもつこと


東北の震災において、被害が大きくなった理由として当てはまるのが今まで震災が身近になかった為危機感が薄れていたのが原因。

何年も生きている中で災害など歴史でしか知らない、自分の地域ではなかったなどがあると人は自分には関係ないと思うのが普通です。

なので実際起きた当日、地震が起きた際に津波について、警戒心が低かったために逃げ遅れたという結果がございました。

”まさか”が人の危機感を鈍らせるのです。

ただいつでも危機感を持てとなると心が休まらないので、こういったことが実際にあったという事実を知ること、どう対策をすればよいか知識をつけておくことがまず大事です。

地震ではなくても、台風によって水害が出た地域も多数あります。
日本ほど地震、台風、津波、水害、噴火等災害被害にあいやすい国は他になかなかありません。
だからこそ知っておくというのがまず大事なのです。

2.災害ハザードマップの共有

今住んでいる地域の状況が分かるWEBサイトがございますので、こちらを見て、自分の今住んでいる地域、実家、親戚の地域、祖父母の地域を調べておき共有することをお勧めします。

海がないから津波はないけど、山があるなら川の洪水もあるので住んでいる地域を知っておくだけでもよいです。

できればその地域の避難場所、避難経路などの確認をしておくといざという時に移動がスムーズになります。

3.安否確認をできる状態を作る

今は核家族化が進んでおり、身近にご両親、祖父母がいないという人が多くなっております。
なので、いつでも連絡が取れる状態を作っておくと安心感が増します。

スマホがわからないというおじいちゃんおばあちゃん世代でも使いこなせるらくらくホン的な携帯電話もあります。

今ではITの技術も大幅に向上しZOOM、Skype等のアプリケーション、インターネット回線によりカメラ、ビデオで確認が取れます。
またGPS機能が付いた物を身に着けておくと、個人の居場所もわかる時代になりました。

なお、スマホアプリで絶大なる数を誇るチャットツール”LINE”で既読機能が付いたのも東日本大震災がきっかけで、安否の確認を取るためにつけた逸話があります。

4.非常用袋の確認

非常用袋の用意をしておくと良いです。
中身は
・飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
・懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
・衣類、下着、毛布、タオル
・洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ

さいごに

いついかなる時に来るのが分からないのが災害というもの。
日本という国で生きる以上、避けては通れないものです。

なので一人一人が過去から学び、対策をする。
そして後世に伝えることが大事です。
今できることを最大限行っていきましょう。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。

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