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自分のために「好きなものを作る時間」も大切にしよう。と感じた話

最近、学生の頃からやってみたかった映像制作を趣味でやっています。

こんな感じの短い映像を作ったりしています。

始めてみるまでは「上手くできるかわからない」「他の勉強とかした方がいいんじゃないかな」などの不安がありましたが、現在では映像制作を通じて身についたスキルを本業のデザインでも活かせたり、ありがたいことに映像制作のお仕事を頂けたりもしているので、結果的に「やってよかった」と感じています。

このnoteでは、その過程での心境の変化や影響などを綴りたいと思います。

歳を重ねるほどに「時間の使い方が打算的」になりがち?

デザイナーやエンジニアなど「何かを作ること」を生業としている人ほど、経験ある感覚かもしれません。

私はもともと物作りが好きでデザイナーになりました。幼い頃から「絵を書くこと」や「プラモデルなどを作ること」が好きだった原体験があるタイプのデザイナーです。

2016年に新卒でプロダクトデザイナーになり、今年で約5年とまだまだ短いキャリアですが、歳を重ねるほどに「時間の使い方が打算的」になってきたと感じています。それでちょっと悩んだりすることもあります。

具体的には、仕事以外のプライベートでやることの選び方が「将来役に立つか」や「それをやってどんなスキルを得られるか」みたいな観点になってきました。

「時間は大切な資本」だと思うので、やることやらないことの「選択と集中」みたいな考え方をしたら間違いではない気もするのですが、この観点のおかげで「プライベートで結局何もしていない」みたいな自己嫌悪に駆られる日もありました。

そんなある日、何がきっかけだったかは忘れましたが、ふと「学生の頃からやってみたかった、映像制作にチャレンジしてみよう」と思い立ってAdobeの映像制作ソフトAfterEffectsをダウンロードして、なんとなく「この車が好きだから」という理由で日産のCUBEをテーマにした映像を作ってみました。

Twitterにアップしてみたところ思いのほか、ポジティブなフィードバックをいただくことができて「楽しいかも」と思えたことを覚えています。


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「やりたいから、やっている」という感覚が何よりも幸せ

この時の感覚は、幼い頃夜遅くまで夢中でガンプラを作って完成したガンプラをポージングしては眺めてを繰り返して、時間が過ぎるのを忘れていたあの感覚に近いものだったなあ。と覚えています。

人間は今やっていることに「意味や意義」を感じられなくなるとストレスを感じる。一方で「何かに没頭している時」幸せなホルモンが分泌される。といった感じの趣旨の話を見たことがあります。(このあたりの記事が近しいかも?)

おそらく「打算的な時間の使い方」を意識してしまうのは、この「やることの意味」を求めているからで。その一方で「やりたいから、やっていること」は「没頭」を得られるから幸せを感じるんじゃないかなと思います。


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思わぬ場所で活かせることもある。それ自体が仕事につながることもある。

とくに目的を持って始めた「映像制作」ではなかったのですが、最近リニューアルした自社ホームページTOPの背景動画制作でそのスキルを生かすことができました。

また、Twitterにアップしていた映像がきっかけで、知人からサービスのプロモーション動画制作の依頼が来たりと思わぬところに影響が出ています。

添付の動画は、以前制作させていただいた、東京フリーランスさんが運営しているオンラインWebスクール「デイトラ」のプロモーションムービーです。

こういった形で「誰かに必要とされ、それが多くの人の目に触れてなんらかの価値を生み出すこと」はとても喜ばしいことです。

その一方で「自分が作りたくて、好きなものを作っている時間」の幸せな感覚はやはり何にも変え難いものでもあるので、この先も大切にしたいなと改めて感じた出来事でした。

もしこのnoteが「何かやってみたいことがあるけど、やろうか迷っている」といったような方の背中を少しでもおすことができたら嬉しいです。


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まとめ

歳を重ねるほどに「時間の使い方が打算的」になりがち?
「やりたいから、やっている」という感覚が何よりも幸せ
思わぬ場所で活かせることもある。それ自体が仕事につながることもある。

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