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同志社大学・立命館大学の入試の豆知識

今更ながら、埼玉県在住で文系の私が受けた同志社大学•立命館大学の入試について振り返っていこうと思います。

〈入試難易度〉

偏差値的には、立命館大学よりも同志社大学の方が高いですが、入試問題自体は立命館大学の方が同志社大学よりも難しかったです。

ただ、合格最低点は同志社大学の方が高いです。

簡単に言ってしまえば、カンタンだけれどもケアレスミスはできないのが同志社大学、ムズイけど基礎問題を全部正答できれば受かるのが立命館大学、というイメージです。

〈入試の特色〉

両大学とも京都の大学なので、日本史ではやたら京都のマイナーな寺社の名前なんかをやたらきいてきます。

京都に土地勘のない人はこのことを肝に銘じて選択科目を選択してください。

同志社大学では国語・英語で記述問題が科されますが、国語の記述問題の採点がかなり辛口です。

「同志社大学の国語は簡単だ」と舐める人もいますが、記号問題で落とせるのは最大2問で、それ以上落としたら合格はかなり厳しいと思ってください。

英語の記述問題の採点は普通です。

また、立命館大学の全学統一方式では、全科目得点調整を行うため、自己採点が全く当てになりません。

実際、私は立命館大学の入試のできが悪すぎ(素点が去年の合格最低点に達していない)て、絶望しながら帰宅しましたが、得点調整でなんとか合格しました。

〈得点調整について〉

得点調整を舐めてはいけない!

その訳を私の入試本番での得点も明かしつつ、語っていきます。

私は同志社大学の全学部入試と学部個別入試を
両方受けました。以下はその成績です。

両方とも、英語200点、国語150点、
選択科目(世界史、日本史、政治経済、数学から一つ選択)150点、合計500点満点の入試です。

世界史の点数に注目してください。

両日程ともほぼ同じ点数ですね。

しかし、素点(得点調整前の自己採点値)は全学部日程では120点、学部個別日程では130点でした。

過去問を解いて頂いたらわかると思いますが、全学部日程の方が少し難しかったので、両日程の出来栄えはそんなに変わりません。

しかし、得点調整後の点数は両日程とも約105点になってますね。

全学部日程では15点、学部個別日程では25点も引かれた計算になります。

大抵、数学の平均点が社会科目の平均点よりも大きく下回るため、数学受験者への配慮としてこのような措置が行われていますが、こんなにも引かれると萎えますね。

ちなみに両日程でかなり英語の点数に差があるのは、全学部日程の前日緊張で4時間しか寝られず、一限の英語を頭が冴えないまま受けたからです。マジで睡眠大事。

〈余談〉

埼玉県在住なので、東京会場で同志社大学を受験しましたが、その会場の名前が「KFCホール」
という名前でした。

「まさかのケンタッキー・フライドチキンが試験会場!?」と思いましたが、実際にはただのホテルの集会場のような場所でした。

KFCってなんの略だったんだろ?

また、その「KFCホール」には、明らかに還暦は超えている総白髪のおじいさんが受験生の席に座っていました。

「関東圏内に住んでいて、わざわざ関西の大学を受験するおじいさん!?引っ越し前提!?きっとどうしても師事したい教授が同志社大学にいるんだろうなぁ」とか休み時間に考えていました。

また、同志社大学の入試会場に向かう前、腕時計を家に忘れてしまったという痛恨のミスに気づき、上野駅で一旦降りて、営業時間の早いダイソーマルエツ東上野店に行って、腕時計を購入し、早めに家を出たこともあって、無事試験開始時間に間に合いました。

やはり試験日には早めに家を出ましょう。何が起こるかわかりません。

早急に腕時計が欲しいんだけど近くの百均がまだ営業していないというときには、是非ダイソーマルエツ東上野店を利用してみてください。

上野駅から徒歩10~15分くらいだったと思います。

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