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『イライラする』を心理学で上手にコントロール!怒りのマネジメント方法

こんにちは、心理学コミュニケーション講師の『いからず』です。

「イラッ」とする出来事に遭遇した時、とっさに瞬間湯沸かし器のように頭に血が上ってしまうことってありませんか?まあ、そこまで急激に頭に来なくても、「イラッ」とすることを言われて反射的に怒れてしまうような経験はだれにでもあるのではないでしょうか。

怒りの感情に振り回されて、ついカッとなってしまって損をするのは実は自分自身。そんなことは頭ではわかっているのに、その「イライラ」にとらわれてしまう。

今日はそんな「イライラ」の感情を心理学を使って回避する方法をお伝えしようと思います。

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<怒りの3ステップ>

「イラッ」とする出来事に遭遇したとき、人がもっとも陥ってしまいがちなことは”反射”です。例えば急に人から怒鳴られたら、反射的に「イラッ」とした感情が心の中に沸き起こってきませんか?

しかし、実際にはその「出来事(イラッとすることを言われる)」が「怒り」になる間には、実は1つのステップが存在します。それは、“意味づけ”です。つまり、

「1. 出来事」
 ↓
「2. 意味づけ」 
 ↓
「3. 怒り(感情)」

3ステップで怒りは沸き起こってくるのです。どういうことかというと、

1「急に怒鳴られた(出来事)」
 ↓
2「いきなり怒鳴るなんて、おかしい!(意味づけ)」
 ↓
3「ムカつく!(感情)」

のように3つのステップによって「怒り」が発生します。
さて、ここで、質問です。この3ステップの中で、1番コントロールしやすいのはどれでしょう?

<相手のバックボーンは、私が決める!>

先ほどの質問の正解は、「2. 意味づけ」になります。出来事はそもそも変えられないし、沸き起こってくる怒りの感情を無理やり押さえつけようというのもなかなか困難、というか無理ですよね。

つまり、上手に感情をコントロールするテクニックというのは「”意味づけ”を変える」ということです。たとえば、「1. 急に怒鳴られた(出来事)」に遭遇しても、「2. 意味づけ」が、「いきなり怒鳴るなんて、おかしい!」ではなく「この人、きっとすごく辛いことがあって、だからストレスたまってるんだ」だったとしたら、そこから沸き起こってくる「3. 感情」も変わってきますよね。

ここまで読んで「なるほど、でもその人が辛いことあってストレスがたまってるなんて限らないじゃないか」と思われる方もいるかもしれません。

そうなんです。そうとは限らないんですよね。実はここにポイントがあります!
この「2. 意味づけ」は正解(本当はどうであったか)はどうでもいいのです。別に正解が何であるかにかかわらず、自分で都合の良い意味づけをしてしまえば良いのです。なにせ、このテクニックを使う目的はそもそも「自分の感情」を上手にコントロールするためなのですから。相手の正解は関係ありません。

つまり、相手の背景(バックボーン)を私が勝手に都合よく想像してストーリー(意味づけ)をしてしまえば良いのです。今、「背景(バックボーン)」や「ストーリー」という言い方をしましたが、自分が設定を自由に決められるちょっとしたゲームのような感覚で意味づけを行うと、さらに気持ちに余裕をもちやすくなるのでおすすめです!

ちなみに、「意味づけを行う前に、そもそもとっさにカッとなって、そんな余裕ないよ!」という方がいらっしゃったら、ぜひこちらの【とっさの激しい怒りをコントロールする方法】をお読みいただけると、さらに効果的です!

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