奥日光ワンダーランド
栃木県日光市。
世界文化遺産「日光の社寺」である日光東照宮や日光二荒山神社のある観光都市だ。
今回は、そこをさらに奥地へ進んだ、「奥日光」と呼ばれるエリアのお話。
「日光」
そもそも「ニッコウ」って何なの?太陽の光?
僕はGoogleで「日光 由来」と検索をかけた。
「『日光』は二荒山(ふたらさん)の『二荒』を音読みしたのが由来です。」だそうだ。
そして、命名したのは弘法大師、本当に全国どこにでも現れる坊さんだ。
東日本の地名の由来は、半信半疑程度で捉えておいた方が良いだろうが、
日光を眺めるとき、二荒山神社を中心に考えた方が良さそうだ。
二荒山神社の「二荒山」とは、男体山のこと。
日光の街の背後に聳え、お椀をひっくり返したような、美しい山容が特徴だ。
男体山の大規模な火山活動で、周辺にはさまざまな地形が遺された。
僕は、男体山の創り上げたワンダーランドを夢中になって追い続けた。
奥日光には、1〜2年間通い続けて写真を撮った。
写真の巨匠が継続的に特定の地域に訪れて撮影旅行を行う姿を、真似してみたかったのだ。
季節を変え、歩くルートを変え、何度も訪れることで、
一つの地域をさまざまな見方で眺めることができる。
どうしてたった一度の旅行で理解できようか。
でも、行けば行くほど、奥日光のことを何も知らないと思い知らされる。
あとどれくらい奥日光を訪れることができるだろう。
30になったとき、その10年後、さらに10年、20年後…
僕は賢くない。すぐに理解できない。
奥日光を理解するその日まで何度も訪れる。
【写真別キャプション】
明智平より(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
小田代原にて(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
大谷川の流れ(1)(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
戦場ヶ原より(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
社山と日光白根山(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
男体山中腹より(SIGMAfp, AiAFNikkor50mmF/1.4D)
中宮祠の狛犬「阿形」(SIGMAfp, AiAFNikkor50mmF/1.4D)
中宮祠の狛犬「吽形」(SIGMAfp, AiAFNikkor50mmF/1.4D)
登山道のカビゴン(SIGMAfp, AiAFNikkor50mmF/1.4D)
ライトアップキノコ(EOS5DmarkⅢ, EF50mmF/1.4USM)
男体山からの中禅寺湖(EOS5DmarkⅢ, EF50mmF/1.4USM)
奥宮鳥居(EOS5DmarkⅢ, EF50mmF/1.4USM)
山頂の大剣(SIGMAfp, AiAFNikkor50mmF/1.4D)
日光白根山と戦場ヶ原(EOS5DmarkⅢ, EF50mmF/1.4USM)
男体山山頂(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
Gravity(EOS5DmarkⅢ, EF70-200mmF/4LISUSM)
秋の朝(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
朝靄の水面(EOS5DmarkⅢ, EF70-200mmF/4LISUSM)
狢窪より(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
船着場(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
八丁出島(EOS5DmarkⅢ, EF70-200mmF/4LISUSM)
上野島(EOS5DmarkⅢ, EF70-200mmF/4LISUSM)
半月山より(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
いつかの空(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
華厳の滝(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
湯ノ湖にて(1)(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
湯ノ湖にて(2)(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
戦場ヶ原にて(EOSRP, RF24-240mmF/4-5.6ISUSM)
社山(EOSRP, RF24-240mmF/4-5.6ISUSM)
大谷川の流れ(2)(EOS5DmarkⅢ, EF24-70mmF/4LISUSM)
ヒッチハイカー?(EOS5DmarkⅢ, EF70-200mmF/4LISUSM)
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