戦争を起こさせない簡単な方法
戦争を起こさせない為の活動は色々ありますが、私の勝手な印象で言うと殆どは戦争の悲惨さを資料などで訴えるものです。 これも一つの方法ですが、仕組みとして起こさせない事も必要ですし、そのほうが簡単です。
大多数の市民は戦争をしたいとは思っていません。死にに行く様な物ですから当然です。 しかし独裁者的な人物が色んな理由で戦争を起こすわけです。 ですからその状況になったら、一般市民が戦争反対と言おうと関係なく戦争は始まります。
つまり、戦争を始める人間を制御する事ができなくなった時が危険なので、その状態を作り出さない事です。
それには、「事実上の独裁」を作り出さない事が重要です。
民主主義であるはずなのに事実上の独裁体制ができてしまう事もあるので、民主主義だからといって安心はできません。ロシアや中国はその良い例です。
独裁ができてしまう仕組みは、長期間一つの政党や人が政権を持つ事にあります。
権力を保持するために時間をかけて外堀を埋めていくわけです。
そして気がついたときには、私たちの投票が効かない状態になっていて、降ろしたくても下ろせない状況になっているのです。
では独裁を作り出さないために何をすればいいでしょうか。
答えは、民主主義が機能するうちに、定期的に政権を交代させる事です。
例えば、日本では50年以上も自民党が政権をとってきました(途中ちょこちょこ交代はありましたが)。これもある意味独裁に繋がる要素ではあります。
それを防止する為には、あえて自民党以外に政権をとらせて、一旦溜まった権力を切る事が必要です。 (これは例えばの話であり、政党批判や誘導ではありませんので誤解なき様お願いします)
権力は必ず腐ります。ですので意識して長期政権にならないよう投票を心がけるべきなのです。ベテラン政党じゃなきゃ安心してまかせられないという意見を聞きますが、それは違うと思います。ベテラン政党がうまくやれてる様に見えるのは、
癒着しているからです。なので政治経験に関係なく選ぶべきなのです。
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