CHILL OUTでチルを体験した
今年の新語2021年で新語大賞を受賞した「チルい」という言葉。
ゆっくりくつろいだり、まったりと過ごすという意味があり、ストレス社会の現代だからこそ大賞を受賞したと思っている。
ストレス社会だからこそ、休みの日くらいは癒しを求めている。
自己投資の一環として、自分を癒すことのできる物であったり、経験に投資するのが現代のブームとなっている。
ただ、私自身の疑問として、チルな状態っていうのがそもそもわからない。
忙しすぎて落ち着く時間がないとか、休んでいる暇がないとかではなく、癒しを求めたり落ち着いたりしている状態はどうやって作られるのかがわからない。
チルな空間に行ったとして、人が急に変わるはずもないし、なんなら普段訪れない場所だから落ち着かないまでもある。
以前、睡眠の質を高めるGABAのチョコレートを食べたが、元々睡眠状態がカンストしていたのか、何も変化がなかった。
チルな状態になれる物がないかと探していたところ、見つけた。
ちまたでは、逆エナジードリンクとも呼ばれているチルアウト。
エナジードリンクとは逆の効果で、リラックス状態をもたらしてくれるらしい。
常にリラックスしているという自負はあるものの、もしかすると自分がリラックスしていると思っているだけで、さらに気持ちの良い状態になれるかもしれないという淡い期待を抱きながら飲んでみる。
味は、弱い炭酸の薄いグレープジュース。言うならばファンタグレープを3倍薄めたような味だ。
美味しいとは思わないが、特別不味くもない。
これでリラックス状態を得られるのであれば、喜んで飲むくらいの味。
飲んでから30分程経った。
瞼がかなり重い。
嫌な眠気ではなく、このままベッドにいけば秒で爆睡をかましてしまいそうな感じだ。
ちなみに今は、サンボマスターをひたすら聴いている。
チルとは対極の存在のサンボマスターの音楽であっても、すっごく落ち着きながら聴くことができる。
自分の内側から何も湧き起らない。チルアウトすごすぎる。
勤務中の休憩時間に飲んだとすれば、そのまま帰宅してしまいそうだ。実際に勤務中には飲んでいない為、確かではないが。
眠気以外には、頭がぼやーってするのと、目線をずらしたときに、その風景が認識するまでにいつもより時間がかかるくらいだ。
描写距離が短い状態でマイクラをしているようなイメージだろうか。
酔った時と似ている状態かなとも思ったが、それとは違うみたいだ。
なぜなら、私は酔うと叫びたくなるが、今は叫ぶ事すら億劫だ。
もし酔っている私がいるとするなら、叫ぶくらいならチルアウトを飲もうよと言えるくらいには落ち着きがある。
飲んでから1時間程経った。
とにかく眠たい。なにもしたくない。
チルアウトの効果はわかったでしょ?もう寝ていいでしょ?
ダメって言われても寝るよ。我慢できない。
ばいばーーーーーーーーーい
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