スペランカーで学んだ人生の教訓

7/15㈭にPS4とSwitchで元祖みんなでスペランカーが発売した。

以前、みんなでスペランカーのリメイクが出るということで書いた記事もあるので、あわせて読んでもらえると嬉しく思う。

同日に『オラと博士の夏休み』、翌日に『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』が発売し、いまいち盛り上がりに欠けるが、今のところかなり楽しめている。

ゼルダの伝説に限ってはリメイクまで丸被りしているため、何とも運が悪いなーと思ってた。


発売前も、本当にみんなでスペランカーリメイクされるの?とずっと思っていたが、実際に家に届いた瞬間にPS3版みんなのスペランカーの思い出がよみがえってきた。


そんなスペランカーだが、良い思い出というよりはどちらかというと悪い思い出ばかりが残る。

クリアすることが出来ずに悶々とした気持ちだけが残ったり、途中でブチ切れてゲームを放棄したりと、本当に楽しんでやっているのか?と思われることの方が多い。


私はゲームに爽快感や感動を求めているのではなくて、苦しんだり気持ち悪くなったりするような感情を悪い意味で刺激されることを望んでいるのだろう。

今の私の仕事は肉体的にきついと思うことはあるが、精神的にきつい状態まで追い込まれることは中々ない。

そんな状態を作れるという点で、スペランカーは精神的に追い詰められたいという私の願望を満たしてくれる最高のゲームなのだ。


ここまで読むと私がMだということを告白している本当に気持ち悪い文章になってしまう。

まあ別に間違ってはいないし、私はちゃんとMではあるが、今回は性癖を告白するだけのnoteにはしたくない。


スペランカーは人生。


これだけを言いたい。


ゲームで思い出す言葉と言えば、皆さんは何を思いつくだろうか。

私は何と言っても、柄本明さんの奥さんである角替和枝さんが、ゼルダの伝説をやっていた息子に投げかけた、「お前は『ゼルダの伝説』から何を学んだんだ。諦めない心だろ!」という言葉を真っ先に思い出す。

本当はゲームで思い出す言葉っていったら、キャラクターのセリフが普通なのかもしれないが、私にとっては角替和枝さんのこの言葉が一番身に染みて一番笑ってしまった言葉なのだ。


そうして、ゼルダの伝説よりも人生に近いスペランカーを通して、いつかこの世に誕生する息子娘に対して角替和枝さんのように熱い言葉を投げかけたい。



私がスペランカーから学んだ人生の教訓は、角替和枝さんとは真逆の「諦める心」である。

諦めるというのは悪い事ではない。その日の調子であったり気分であったりと、些細なことから出来るはずの事が出来なくなったりする。

そんな時は、早々に切り上げてなかったことにするのだ。


ゲームでこのようなことをしても、そんなに周りから言われることはないと思うが、現実で早々で諦めると逃げているだの、やる気がないだのと言われるかもしれない。







うるせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



明らかに精神的に追い詰められてボロボロの状態でやって失敗するより、一旦体制を整えてから挑む方が成功確率が上がるなんていうのは当たり前のことだ。

そんなボケカスに投げかける言葉は、うるさい以外何もない。


そんな言葉を言う前に皆でスペランカーをやろう。

部下を怒鳴る前にスペランカーをやろう。

上司にイライラする前にスペランカーをやろう。

6人までマルチプレイできるのだから、皆でやればいいじゃない。

スペランカーをやることで業績アップにも繋がるんだから、企業は早々に取り入れるべきだ。

そうしてスペランカー人口を少しでも増やして、今めちゃめちゃ少ないオンラインプレイヤーを溢れかえるほどにしてくれ。


頼むから皆もスペランカーやろう。待ってるよ。




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