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自分語りはどこまでがセーフなのか
多くの人が嫌う、自分語りをする人達。
自分語りとは、自分の過去や自慢、武勇伝を話すことであり、会話の中に登場する人が多くいたとしても、あくまでメインは自分の話のことだ。
私も自分語りをする人はかなり嫌いで、興味のない話を延々とするようであれば距離を置く。
一方で、聞いていて面白い自分語りもある。相手の話術や親密度によって助長されているのはもちろんだが、面白い話はいつまでも聞いていたいと思う。
自分語りが嫌いだと言うと、かなり広範囲に及んでしまうため、ここで私の考える自分語りのデットゾーンを明確にしておこうと思う。
もちろん、自分語りを許容できる範囲は人によって異なるため、誰かの意見を頼りにするよりは、自分の中でギリギリのラインを考えてみるのがいいかもしれない。
あくまで私のラインは参考程度にしてもらえるといいのかなと思っている。
人の会話に割り込む自分語り
今考え得る自分語りで、一番苦手なのがこれだ。
自分の話をしたいばかりに、無理やり他の人の会話に入り込もうと目論んでいる人。
元々の会話の中に繋がりがあるならまだしも、大体は会話の中に出てきた一つの単語から始めるため、何も関係のない話が始まってしまう。
オチが相当面白くない限りは、この行為は自分から人に嫌われに行っているようなものであるため、いくら自分の話をしたいと思っても、一度冷静になって話すべきかどうかを考えた方がいい。
長すぎる自分語り
終りが見えない自分語り、これも中々きつい。
自分語りはコミュニケーションの中で生まれるものではあるが、長すぎる自分語りの中にはコミュニケーションが存在していない。あるとするならば、プレゼンテーションだ。
自分語りをする上で心掛けておきたいのは、なるべく話をコンパクトにすることであり、話を端折りすぎたため理解できないようであれば、相手の反応を伺いつつ、適宜説明を加えてあげればいい。
長い話を聞いていると、こちらも相槌を打つのが面倒になってしまうのがほとんどで、聞いているだけでも疲弊してしまう。
オチが弱い自分語り
芸人の話にのように、めちゃめちゃ面白いオチを期待しているわけではなく、小笑いでいいはずの自分語りにオチがない時。
小笑いで十分なのに、小笑いすら起きない自分語りは聞いていもかなりきつい。
導入部分を聞いていて、この話の着地点はどこかと探してはいるものの、どこにも見つからない時は叫びたくなる。
褒められ待ちの自分語り
自分では普通だと思っていることを、周りから凄いと言われて、褒めてもらいたくて話す行為。
凄いって言われたのなら、自分が凄いと気づいた事を軸に話を構成していけばいいのに、「~~をしたら友達に凄いって言われたんだけど、自分では当たり前だと思っていてーー」と、あくまで自分は普通ですよ、と謙虚な振りなのか、何なのか全くわからないけど、そう言われると本当に凄い事だとしても褒めにくい。
自分語りをする上で過度な謙虚さを持つことは、ちょっとうざい。誇れよ。
もしくは、「自分が凄いんじゃなくて、周りのレベルが低い」と言ってドン引かせてくれ。
ある程度関係性が出来ていないと、この発言はかなり空気を悪くする。私もこの発言で場の空気を凍らしたことが数回ある。
対策
これらの話は、自分から話し始める為嫌がられることが多いが、相手から会話を振られた場合はどんどん披露していけばいいと思う。
よくある例えで言うと、「なんか面白い話をしてくれ」と、上司や先輩に言われたとする。この場合は、自分の独壇場であるため、何を言っても間違いではない。
私はこうなった時の為に、常に3つエピソードトークをストックしている。
・下痢を100%漏らした話
・母さんに彼女ができない理由を聞かれた話
・のぐそをした話
この3つの話は大体どんな人に話してもウケる。
3つ中2つが便というのが、人間のうんこ好きを表しているように思う。
終わりに
自分語りをどうしてもしたいって人は、「なんか面白い話をして」と振られるような会話を心掛けよう。
もしくは、つまらない話を延々と聞いてくれるような人を探そう。
面白い漫画は連載されるというように、面白い自分語りをするのも一つの手段ではある。
ただ、自分語りを客観視するのは中々難しいため、親しい友達にでも話して確認してみるといいだろう。
自分語りはしてはいけないものではない。必ず話してもいいタイミングは来るのだから、そのタイミングを気長に待ち続けよう。
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