沼津新

気分が良い時に小説を書いています。 note以外のsnsはやっていません。

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最近の記事

学生のころ夢中だったサッカーの話

私は日韓ワールドカップでサッカーに目覚めました。 それから高校生になりアジアカップやセリエAなどを夢中で追いかけました。特に中村俊輔さんが好きでゴールやアシストを決める度、絶叫していました。 当時、2002から2006年くらいのサッカーは本当におもしろかったんですよ! ジダン、ロベカル、ロナウド、ラウール、ロナウジーニョ、ピルロ、カッサーノ。 もう上げたらきりがないくらい楽しませてくれる選手が沢山いました。 通学の電車の中でもサッカーの話を男子がよくしてました。 本当に熱か

    • ソシャゲ姉妹 #5

      パリオリンピック開幕。 二人は深夜の開幕式を見ながらソシャゲしていた。 「あ!ジダンだー」 しもは缶コーヒーを飲みながら 「ジダン?あーサッカーの。小学生の頃サッカーのソシャゲにハマってたもんねー」 「うんうん。あの頃は無課金で頑張ってたなー」 いっちゃんは少し懐かしむ。 二人は廃棄パンを食べ始めた。 「今は幸せだなー。いっぱい課金できるし。貧乏だけど笑」 「そうだねー。課金に関しては批判もあるけど、私たちには生きがいだよね」 気がつくと、朝6時。開幕式は終わっていた。 「

      • 今日は何も湧かない日かも

        オリンピック始まりましたね。 今日も小説を書こうと思ったのですが、、、、 湧かない笑 朝からゲームしてます。 こんな日もいいよね。 大谷さんホームラン打たないかなー笑

        • ソシャゲ姉妹 #4

          「線香あげよか」 二人はちょっと早いお盆休み。父と母のお墓参りに来ていた。 「いっちゃんは毎日ソシャゲがんばってるよ」 「こら」 帰りに二人で蕎麦屋に寄った。 「ざるそばで」 「私はカレーライス!」 「おい、、まあいいか」 そばとカレーを頬張りながら二人はソシャゲに没頭した。 一息ついたしもが 「そういや、お父さんもギャンブル好きだったね」 いっちゃんがしもを睨みながら 「ソシャゲはギャンブルじゃない!」 しもがクスッと笑う。 雨上がりの帰り道。しもがタバコを吸いながら

        学生のころ夢中だったサッカーの話

          ソシャゲ姉妹 #3

          今日はソシャゲの周年イベント。二人が待ちに待った日だ。 姉妹そろって有休を取り、お昼12時のアプデまで待機していた。 「周年キャラはキザラン!!フリオくんごめん!引かせてもらいます」 いっちゃんは燃えていた。 「ほどほどにしなよー」 しもも珍しく浮ついている。 12時になった。 「行くぞーーーーーーーー」 「まずは100連じゃーーーーーーーー」 いっちゃんはシャツを脱ぎぶん投げた。 「爆死ーーーーーーーー」 いっちゃんの顔が少し青ざめた。 「じゃ、私も引くかな」 すると

          ソシャゲ姉妹 #3

          ソシャゲ姉妹 #2

          豪雨の日、姉妹はボロ家の雨漏りと闘っていた。 「工場から帰ったらこれだよもー」 いっちゃんは一階と二階をバケツを持って駆けずり回っていた。 「今日は楽しみにしてたメインストーリーの更新日なのに!」 しもが沢山の廃棄パンを持ちながら、ボロボロのカッパを着て帰ってきた。 「ストーリー良かったね」 いっちゃんが憤慨する。 「こっちは大変だったんだよ!」 しもは缶コーヒーをプシュッと開けてタバコを吸い始めた。 「フリオの衣装販売されてるよ」 「え!!!!!!!!ほんとーーーーー」

          ソシャゲ姉妹 #2

          ソシャゲ姉妹

          「エアコン壊れたー」 片手にスマホを持った汗だくの女の子がシャツを脱ぎ捨て言った。 「お金無いよーーいっちゃん」 こちらも片手にスマホを持ちながら、麦茶をごくごくの女の子が言った。 「どうすんのーしもー。今月フリオくんのために8万突っ込んだばかりなのに、、」 現在38℃。猛烈な暑さとソシャゲのイベントに二人の姉妹が闘っていた。 姉は霜月、妹は愛美。 「しもは今回あんま課金してないよね。お金出してよー」 しもは麦茶を取りに行った。 「やめとけって言ったのに。限定フリオは確率

          ソシャゲ姉妹