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理想の田舎暮らしと子育て環境

はじめまして。ふくい移住サポーターの笠原理紗です。
私は、自然豊かな地で子育てがしたい!田舎暮らしがしたい!町おこしに携わりたい!という想いの下、2015年3月末に神奈川県から福井県の池田町へと移住しました。現在は、譲渡していただいた畑付きの古民家に、家族5人で暮らしています。

ここでの暮らしは、毎日が本当にあっという間で、気が付くともう丸7年という時日が過ぎていて・・・新人だと思っていたのに、今やもう中堅的なポジション?!とても驚いています(笑)
 
池田町には面白い移住仲間や地元の方がいっぱい!退屈することは、まずありません。いつも誰かしらが、何かしらの面白いことをやっています。
最近、自分で古民家をリノベーションして、カフェとゲストハウスをオープンさせた仲間や、超古民家で衣食住を自分たちでまかないながら暮らし、芸術に触れ合える場づくりをしようと移住してきた家族がいたり。少し前にはカフェと本屋さんとオープンさせた方もいます。

そんな中で、私は「一緒にやらない?」と移住仲間に声をかけていただき、『いけだのそら』という、さとやま子育てコミュニティの設立に携わり、運営メンバーとして活動して4年目年になりました。

池田町の自然を活かした環境下で、大人も子供も一緒に、親子みんなで育っていく「森のようちえん」のような活動を、週に2回していて、自分の子供たち3人と運営メンバーの家族と参加者さんとで、毎週楽しくすごしています。
豊かな自然と四季折々の素晴らしい景色!美味しい水と空気と食べ物。これがあれば無敵で。やりたいことは無限に出てきます(笑)

春はヨモギを摘んでお団子を作り、桜を眺めながらのお花見。山菜を採ってきて、お昼はみんなで天ぷら。春を探しに山や農道をてくてく散策。

夏は川遊びに、滝までのお出掛け。梅干しや梅シロップの仕込み。夏野菜の収穫。トウモロコシ畑に行き、採りたての生トウモロコシをかじったり。

秋は栗を採って皮を剥き・・・羽釜で栗ご飯!お供は自家製お味噌を使ったお味噌汁。そして、森から集めてきたスンバに火をつけ焚火をして、焼いたマショマロやウインナーをおやつに。

冬は雪遊び、かまくらやイグルー作り。その中に入ってお雑煮を食べたり、七輪でお餅を焼いたり。みんなで手前味噌を仕込むのも毎年の恒例イベントに。

季節の流れに沿って、その時にやれるとこをやる。そこに楽しさや学び、気付きがある。それらの全てが子供たちの豊かな経験となり、思い出とともに蓄積していく。少しずつですが、「生きていく力」が備わっていくのも感じています。

のびのびと元気に子供らしく過ごせる環境は、なかなか都会ではないように思えますし、ましてやコロナ禍の今では尚更。

福井での生活では、日常が『ぼくのなつやすみ』のような感覚です。毎日自然を相手に遊びながら学び、自分の体や五感を使って感覚で身につけていくような体験。それを夏だけだはなく、四季のそれぞれで経験して、どんどん積み重ねていく。私も毎年新しい発見があって、とても楽しいです。

旅先や非日常から「帰りたくない。このままでいたい」と思うことってありますよね。私も地元にいた頃は、よくその様に思っていました。「あぁ、また明日から日常に戻ってしまう。嫌だなあ・・・」と。
ですが、池田町に来てから、そんな風に思ったことは一度もありません。むしろ関東への帰省から池田町に戻ってくると、ホッとするほどです(笑)

日常自体を理想に変える。日常と理想を切り離さない。
理想というと大げさかもしれませんが(笑)
嫌なこと、不満、不快から離れたり、少なくする生活とその選択。
そんな感じでしょうか^^
 
別に特別ではないここでの日常が、「人間らしい」「自分らしい」暮らしができている。
と心から感じる毎日です。
都会で生活し、満員電車で片道1時間半かけて職場まで通っていた会社員時代。
経験としては良かったですが、自分を押し殺し、心も窮屈だったなと感じています。
 
その人それぞれに、合う合わない、好き嫌いがあると思いますが、自分に合った環境で暮らしていけるのが一番じゃないかと私は思っています^^
 
福井に来て、開放的に自分らしく生きることができているし、福井にはポテンシャルと伸びしろしかない!とも感じていて、本当に毎日が楽しいです。
やりたいことが次から次へと出てきて、困っているくらい(笑)
そんな私をみて、周りの方も「いい意味で」面白がってくれています^^

今までボランティアの延長のような形で、自分でイベントやワークショップの企画もしてきました。これから、少しずつその取り組みを大きくしていきたいな~と思っているところです。色々と挑戦していきたいです。
とりあえず、この春から少し本腰を入れた家の畑作業を今までよりちゃんとやって、作った作物を出荷するところまでできたらな~と◎
またその様子もお届けできたらなと思います。では、また^^

※この記事は 池田町の移住サポーター 笠原 理紗 さんに書いて頂きました🌈









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