アカツキの決算から経営者の心を見る
どうもコージです!
私は、毎日決算書を読んで企業の未来を妄想しています。
そんな私が決算書の中で面白かったポイント、未来への妄想ポイントに絞って説明していきます。
ついでに株価予測もしていきます。
今日紹介していく企業はアカツキという会社です。
基本的にはゲーム事業をしている会社で有名なタイトルだと「ロマサガ」などを提供しています、また最近ではユーザー体感型のリアルなエンタメにも進出していて話題になった「うんこミュージアム」なんかをやっていたのがアカツキです。
大きな枠で言うとエンタメビジネスをしている会社です。
色々なエンタメをやっているので調べてみると、やりたいことが見つかるかもしれませんよ!!(詳しくはこちら)
それでは、まずこちらの資料をご覧ください
毎期順調に売り上げ、利益を伸ばしていることが分かります。
売り上げは16年3月期の4倍以上、利益は6倍以上に急成長しています。
非常に優秀な会社ですね、それを踏まえたうえでご覧ください。
面白ポイント:現金預金と負債に注目
こちらの資料をご覧ください
現金預金の額が一定のまま推移していることが分かります。
しかも資産の6割超を現金で持っていることが分かりますね、負債も一定の水準のままです。
大幅な増収増益で来ていますから、その期に出た利益のほぼすべてを再投資に回していることが分かります。
しかし今持っていた、現金預金には手を付けず毎期一定の余裕を持たせて安定経営をしていることが分かります。
さてここから経営者のどんな心が妄想できるでしょうか?
まずアカツキはスマホゲームをメインにした会社です。
スマホゲーム業界とはコンテンツのサイクルも早く当たりはずれで利益が大きく増減してしまう業界なのです。
1年前にハマったスマホゲームの大半はもうやってませんよね?
つまり、そんな業界で不安とともに生き抜いてきた経営者の、安定を求める思考が現れていると考えることはできないでしょうか?
余裕資金でリアルなエンタメに進出しているのも収益源の多角化で、経営を安定させようという心が見て取れます。
アカツキの今後大予想
この業界では珍しく安定して収益を上げていく会社になるのではないでしょうか?
しかし、一気に現金預金の水準を減らすような大投資をした時は危険です、上場企業の経営者といえど人ですからしばらくうまくいくと、リスク判断を誤ってしまう事が多々あります。
特に自分のスタイルを変えてしまった時はたいてい危険信号です
つまり、そのシグナルは現金預金の水準に注目すると見えてくるのではないでしょうか!?是非今後は注目してみてください
今後の株価予測
基本的に大きく成長中の会社の株価判断は難しいです、運ゲーです。
なので残念ながら何とも言えません(m´・ω・`)m ゴメン…
しかし現金預金の水準を大きく変えるような大規模投資をした時には、売ってみると面白いかも!?
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