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今後10年以内に音楽事務所に所属するアーティストはいなくなる

 最近の面白い人はみんなYoutubeに行ってまして、全然お笑いになんか行こうとしないんです。

 そしてyoutubeで大成功しています。ベテランお笑い芸人と同じくらい稼いでるんですよ。

 つまり、お笑いプロダクション不要説が浮上してるんですよね。

 プロダクションなんか介さなくてもyoutubeやってれば自分でお客さんが取れるですもん。プロダクションの偉い人にゴマ擦ったり枕営業してわざわざテレビに出させてもらわなきゃいけない時代はもう終わろうとしてるんです


 米津玄師さんの衝撃は今でも冷めません。どこの事務所にも所属していない(自称)引きこもりの音楽家が、紅白まで登りつめたのです。

 これってつい最近までありえない話でしたよね? これは実はとてもすごいことなんです。


 この流れはさらに加速していくと思います。

 音楽は特にそうです。米津さんの場合は特別だと思うかもしれません。実際彼は、音楽を自分で作り自分で歌い自分自身をプロデュースしている、全てができる人です。

 しかし今後は、そこまで多角的じゃない人、例えば歌手、作曲家、作詞家、これら全てが音楽プロダクションを介さずに活動できるようになると私は考えています。

 今までプロダクションは、歌手を集めて、作曲家から曲を集めて、作詞家から歌詞を集めて、「歌手+音楽」というパッケージを作ってテレビに提供していました。

 しかしこれからは、歌手と作曲家と作詞家がフリーランスとして活動し、それぞれがお互いを見つけて共同で音楽を作り、直接聞き手に届ける時代に変わっていくと私は考えています。


 例えばですけと、歌手の人のYoutubeを作曲家が見つけて、作詞家と歌手の三人でこういう曲を作ろうというプロジェクトを立ち上げて、共同制作した音源をyoutubeで直接聴き手に届けるようになります。(注: 筆者は、今後才能のある人同士を繋げることに適した5G対応動画配信サービスが2020年以降に出現し、そこで今話しているようなムーブメントが起こると考えています。現状のSNSや動画配信サービスには才能同士を結びつける力が弱すぎます。)


 今までのやり方だと、音楽を作ったり歌ったりするのは当事者なのですが、肝心な音楽の方向性はプロダクションに決定権があります

 これによって音楽は作り手ではなくプロダクションの作りたい音楽になり、メッセージ性が歪曲されます

 それが悪いとは言っていないのですが、今後数十年で良かれ悪かれこの状況は大きく変わります。

 もっと作り手の伝えたいことがダイレクトに含まれている音楽が、世の中に出回るようになります


そうです。この先、表現の自由の国で、もっと音楽の表現の自由が保証されるようになります。


 そういう音楽家にとって第二のルネサンスがこれからくるわけですから、そのチャンスを捕まえにいきたいですね。


 最後に注意なのですが、こういう未来が実現した場合、コミュ力のない私どものような人は音楽業界に入ったとしても飯を食っていけない可能性が非常に高いです。心して準備しましょう ahya-



(さらにこの話は私の頭の中でどんどん広がっているので、もし好評だったら続き書きます)


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 ではまた明日!

 

 

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