英で相次ぐイスラム過激派テロと多文化主義の問題
イギリスのリバプールで車が爆発した事件について、警察は「テロ事件」だと断定、英内相は国内のテロ脅威評価レベルを、5段階で上から3番目の「サブスタンシャル(相当)」から、テロが発生する可能性が高いことを示す2番目の「シビア(深刻)」に引き上げたと発表しました。
テロの深刻な脅威があると政府が発表しているわけですから、大変なことです。
警察や治安機関は、英国内で再び攻撃が行われる可能性が「非常に高い」と首相に助言しています。
リバプールの爆発について、警察が発表した容疑者の名前はイマード・ジャミール・スウェルミーン(32歳)で、父はシリア人、母はイラク人で、イラクで育ち数年前にイギリスにやってきた亡命希望者だと報じられています。
先月、同じくイギリスで下院議員が殺害されるテロが発生しましたが、この時の容疑者はソマリア系移民でした。
両者に共通するのは
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