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選択的夫婦別姓制度で少子化は解消するか

日経新聞が「選択的夫婦別姓の扉 『海外経由』で開けるか」という記事を出しています。

日経も朝日も毎日も、とにかく夫婦別姓を実現させなければならないと主張します。それはそれは奇妙なほど、異口同音にそう主張するのです。

この記事が取り上げているのは、「映画監督の想田和弘さんと映画プロデューサーの柏木規与子さん」の夫婦。この夫婦については、朝日も頻繁に取り上げています。この夫婦は1997年に米ニューヨーク州で結婚し、現地法に基づき別姓のまま婚姻が認められたのに、千代田区役所では夫婦同姓を定めた民法750条などを理由に受理されなかった、という件が記事では紹介されています。

裁判でも夫婦だと認められたのに、戸籍には別姓だからと夫婦関係が記載されない、これを変えなければならない、とメディアは声を揃えます。

ではなぜ、夫婦別姓制度を実現させなければならないのか。

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