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斎藤幸平氏の陳腐な社会運動論

毎日新聞が「斎藤幸平の分岐点ニッポン 資本主義の先へ 「気候不正義」に異議 若者のストに同行 おかしなことには声を上げる」という記事を出しています。

斎藤幸平氏は毎日新聞でこの「斎藤幸平の分岐点ニッポン 資本主義の先へ」という月一回の連載をもっているのですが、これは有料記事なので毎日新聞にお金を払わないと読めません。

たくさんの人には読んでいただけなそうで、残念ですね。はは。

この連載は毎回毎回、いやー陳腐だなあーと思いながら眺めていたのですが、今回の記事はもう、イキった中学生の作文並みですよ。

人間誰しも、若かりし頃はあとで読んだら恥ずかしいような文章を書くもんです。しかし大人になって、新聞にこんな文章を乗せてしまうのは…いや、この後の発言は謹むことにします。私は慎みを知る大人ですので。

冒頭には次のようにあります。

気鋭の経済思想家、斎藤幸平さん(34)が現場を歩き、この社会を考える連載。今回のテーマは「若者の政治参加」だ。

へえー。

斎藤幸平氏はご自分のツイッターの自己紹介欄に「Marxist」と描いてらっしゃるので、ついつい「マルクス主義者」なんだと思ってましたが、「気鋭の経済思想家」なんですね。へえーへえーへえー。

世界では今、人類が直面する気候変動の危機に対して若い世代が声を上げ、大きなうねりになっている。日本でも先月、仙台で行われた若者たちの「気候アクション」に同行し、参加者が共有する思いや問いを探った。

世界では「うねり」、でも日本では

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