見出し画像

ニュートラルでありつづける



芝居でも音楽でも踊りでも、
なんでもそうだが私は演者のニュートラルな姿、世界に惹かれがちだ。

あののびのびとした姿、
自分という大きなものをまるで全て手にして、野を馳けるような、
生き生きとした姿に惚れ惚れする。

自分ものびのびとした彼らの風に乗って、
みたことのない世界へ連れて行ってくれるような、
そんな終わりのない、穏やかな世界を覗くことが好きで堪らない。


「自分を表現」していくことで生きていく彼らの姿は本当に輝いてみえる。


今、夏の始まりの鐘は鳴り響く。


この鐘はどんどん揺れが小さくなり、いずれは聞こえなくなるけれども、

それでも鐘は絶えず鳴っている、自分の鐘が。


のびのび両腕を広げ、つま先に力を入れ空へ飛び跳ねる。

登れば登るほど、どんどん揺れゆくその鐘は、

終わることのないいくつもの波を放ち、

その波は隣人に、そっと手を差し出す。


鐘が生まれる瞬間。



夏ははじまった


FUJI ROCKが終わった。

年齢を問わない大人たちが童心に還る、大自然の宴が終わった。

ニュートラルだって思ったのはハンバートハンバートのお二人と、
ceroの髙城さんのへにゃって笑う笑顔。

演奏も勿論ですが、その姿があっての奏でられる音楽が、
私にとっての癒しでした。


私は苗場民ではなく配信民でしたが、相当楽しめました。
(あの岩井さんのCMも、MDが出てくる学生のCMもなんかよかったな〜。)


昨日は蘇州園で行われた福原希己江さんのライブにも行ってきました。
彼女の歌声も透明で、風で、自然で、リュートの響きと共鳴していました。


私もそっち側に行きたい。


私にとってニュートラルでい続けるってなかなか難しいのです。

人前に出たら見えや恥、色々普段出ない感情がでて、
どうしても余分なものも表現の中に雑音として出てくる。


今週は花火大会もあるな。
夏だ。

夏始まったよ〜。




サポートされるってどんな感じですか? でもマイペースに進んでいきたいと思います