すべての人を「場所」から解放し、 「どこでもいい世界」をつくる

コワーキングスペース【いいオフィス】の代表の龍崎コウです。

久しぶりのnote投稿ですが、今回はご報告が3つと、今私が考えている事を書きたいと思います。


① パートナー契約を大手二社と結びました

KDDIまとめてオフィス株式会社様と、株式会社USEN ICT Solutions様とパートナー契約を交わしたことをご報告いたします。

この提携により、KDDIまとめてオフィス株式会社にてとドロップインサービス(従量課金後払い方式)の販売を開始いたします。また両社において弊社いいオフィスのプレミアムプラン(全国使い放題)の販売を加速していく次第です。


② 2.4億円の増資を行いました

昨年12月15日第三者割当増しを行い、2.4億円の調達を行いました。これにより2020年は総額4億円の資金調達が完了したことをご報告いたします。


③いいオフィスが300店舗を超えました!

いいオフィスは2021年2月24日現在328店舗となっております。昨年の今頃は60店舗だったので1年で270店舗ほど増えたことになります!当初の目標は2021年3月末までに契約件数として300店舗を掲げておりましたが、おかげさまでその数値を圧倒的に上回る展開となっております。


いいオフィスのこれから

半年ぶりに今の気持ちを書きたいと思っています。

いいオフィスでは「新しい働き方による可能性」に挑戦し続けています。弊社は代表取締役の私だけが所属し、他は全員業務委託契約による社員0人の会社です。ほとんどのメンバーが半分以上違う仕事をやりながら弊社の仕事を業務委託して行っています。こんな組織形態をとっている会社はまだまだ少ないとは思いますが、これからの働き方、組織のあり方へのひとつの挑戦だと思っています。そして、今のところこの挑戦はうまく機能していると思っています。

また第一フェーズ(コワーキングスペース事業)としてやりたかった事は下記の3つとなります。

①1年で100店舗、2年で300店舗、3年で1,000店舗、7年で10,000店舗、働く場所がコンビニのようにあるオフィスネットワーク作り

②大手企業との契約(大手企業のサードプレイスになること)、世の中に新しい働き方を提案すること

③業務委託メンバーだけでこのコワーキングスペースの店舗展開がどこまでいけるのかをチャレンジしてみたかったということ

いいオフィスは現在328店舗となっており、当初の目標を圧倒的に上回る展開となっております。よってこの店舗展開は今のところ順調であると言えます。またこの度のKDDIまとめてオフィス株式会社様と株式会社USEN ICT Solutions様との代理店契約により両社の法人顧客にいいオフィスのサービスを売っていただく形となりました。これにより全国の企業様のサテライトオフィス、サードオフィスとしていいオフィスは機能していく次第です。今後このような提携は次々に発表されるかと思います。また代表者1人の社員0人、業務委託という方式でどこまでいけるかを試しておりましたが無事に300店舗を展開することができました。ありがとうございます。

ここで私からの宣言でありますが、株式会社いいオフィスは正式に上場を目指すことにいたします。最短であれば2024年となります。そこで現業務委託メンバーのストックオプション付与者候補を正式に社員として迎え入れます。また新たに上場を一緒に目指せるメンバーを募集します。足りない部署は全部です!店舗運営、オフィス設計、バックオフィス、CFOにCTOにCOO、エンジニア、営業、企画、PR、デザイナーすべてです。我々は2027年までにあと9700店舗を作らないといけません。

私以外に役員を入れていなかったのにも理由があります。それは私たちが伸びていく最中、実力が追い付かず役員を降格させることをしたくなかったからです。今のメンバーには当初からその旨を伝えているからこそ、今から入社するであろう優秀な人たちを迎え入れる環境が整っているのです。

しかし我々は100店舗までは5人のメンバーでやり遂げました。

1000店舗までは今のメンバーの20人ほどで1年以内にやり遂げることは簡単です。しかし、10000店舗を5年弱で今のメンバーでやり遂げるのは残念ながら無理です。そこで今のメンバーの上にも立てる圧倒的優秀な役員候補と、一緒に今のメンバーと仕事ができる優秀な仲間を募集できたらと思っています。

またいいオフィスが掲げている理念には「世界同一職種同一賃金」があります。同じ仕事をして同じ成果なのに先進国の人間は給与が高く新興国は安い。この現実をいいオフィスのネットワーク内で仕事をする会員さんにはなくしていく。地方でもフィリピンでも東京と同じ給与がもらえる。いいオフィスネットワーク内においては貧富の差がない世界を実現したい、そのためにそれらを解決するにはコワーキングスペースしかないと辿り着き、いいオフィスを7年で世界中に10000店舗を作ろうと考えたのです。


仮に上場時期を2024年とします。その上場時には店舗数4000を超えていなればなりません。世界展開もしていることでしょう。また私が一緒に仕事をしたい圧倒的優秀な人とは「人の痛みをわかる人」です。人生とは自分のことだけを考えて生活する分にはそこまで難しいことではありません。しかし優秀な成果を出せる人は世のためにならないといけないと思っています。何十年先になるかわかりませんが、いいオフィスの理念「世界同一職種同一賃金」が達成された日には我々の存在意義もなくなり解散することが希望です。ひょっとしたらまた違った理念を見つけ出すかもしれませんが、100年続く企業は作るつもりはありません。

「極みの理念を掲げ、達成し解散する。」

株式会社いいオフィスで最高な仕事をし、世のためにもなりながら幸福になる。

この歪みのある資本経済においてはこの極みの理念を達成するにあたり途中過程で、莫大な収益をも弊社にもたらすことでしょう。そして多くのライバルが参入し利益率が下がり続け、結果的に世界同一職種同一賃金に近づいていく。我々の収益がある時から下がっていけばいくほど、良い世界になっていってるという究極の仕組みを作ります。

ではなぜ上場を目指すのか!?それには当然ながらFC加盟店含めて当初から出店&出資していただいているオーナー様たちへの恩返し、既存メンバーへの恩返し、資本主義社会への問いかけでもあります。

私が目指すのはすべての人が損をしないWIN-WIN-WINの関係。いい仕事をして不自由ない生活もでき、関わる人が喜んでくれる。そんな仕組みを作るのも経営者の仕事だと思っています。時に、時価総額や資産で幸福度が評価されることがありますが私はそうは思いません。幸福とは自分自身で決めるべきことなのです。私の考えは、お金を稼いで寄付するのでなく企業活動自体が寄付と同じ効力をもつということ。企業活動自体が寄付行為でもあり、その活動でも利益がでる。お金を目的とするわけでなく、働き方をアップデートするだけで、オフィスの概念をアップデートするだけで大勢の人が喜んでくれる、そんな企業を完成させたいと思っています。

我々のコワーキングスペース事業は2032年の10万店舗達成において第1フェーズの完成となります。年内には第2フェーズのグローバルコミュニティ事業がリリースされます。そして第3、第4フェーズと続いていきます。この構想は5年前からあり、3年前から着手しています。我々は300店舗達成と資金調達により、ようやく準備が整ったのです。

私の好きな言葉に「自己否定せよ」という言葉があります。とある企業の創業者の方の言っていた言葉です。うまくいっているものを否定しさらに良いものをつくる。今まで、サービス、宿泊業、オフショア、制作、教育、メディア、飲食、地方創生などたくさんの事業を作ってきました。今ようやくこのビジネスにたどり着き、今のところ否定する箇所がない事業となっています(細かい修正はありますが...)。

是非興味を持たれた方がいらっしゃいましたらご連絡(ryuzaki@iioffice.co.jp)いただければと思っております。なお、営業はお断りです。


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?