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就職活動でのグループディスカッション選考について
2年ほど前に就職活動にて20から30社前後の会社を受けた中で、グループワークによる選考を多々経験しました。
ここでは基本的にグループワーク中の立ち回りから、キャラクター/コミュニケーション力/考え方/思考力などが評価されていると思います。
就活時のグループワークに関してあまり教えてくれないこと、オンライン化によってグループワークが難しくなった印象を持ったことから、軽く僕なりの見解をまとめてみました。
結局は数をこなして慣れていくしかないですが、全容が把握すると少し落ち着いて取り組めるかもしれません。あくまで攻略法や方法論ではないですが、自分の強みを把握して見せたい部分をどう見せるか試行錯誤の材料にしていただけると嬉しいです。
●司会/書記/タイムキーパーの役割ついて
※個人の見解で説明します。
基本グループワークの際には、司会者/書記/タイムキーパーの3つの役割を振り分けするよう指示されます。(たまに、役割決めなしで開始する場合もあります。役割がないと責任感がなく時間管理ができず時間内に終わらないことがあります。注意が必要です。)
▫️司会
課題への取り組み方の方法やプロセスを提案を行います。それぞれの意見を聞き、同意を得ながら課題を進めます。また、メンバーそれぞれがどんなことが得意そうか見ながら任せる部分は任せます。
・アイデア出しの際はまず個人で5分ほど考える時間をとり、全体でのアイデア共有を行うなど。
▫️書記
議論中のキーワードを逃さないようにメモを行いながら、大まかにプレゼン資料を組み立てていきます。自分のアイデアを考える余裕はあまりないですが、書記することに必死になりすぎることは注意が必要です。
・全員の発言から総括や全員のいいとこ取りしたアイデアなどで、提案をまとめる。
・説明が伝わりやすいように、シーンがわかる画像やイラスト、データなど添付する。
※オンライン時には、タイピングやパワポが得意な方を担当にした方が良いです。
▫️タイムキーパー
課題前に、全体のタイムスケジュールを決める。課題の評価ポイントによって臨機応変に時間をかけるウエイト調整する。
・ただ時間を知らせる人ではなく、プレイヤーとしてもスケジュール通りに納期に間に合わせるような調整の仕方をする。
以上の3つが主な役割です。
ここまで説明しておいてですが、役割はあまり気にしなくていいです。役割で評価されることはないので、もしやる人がいなければすぐにやりましょう。
グループに対し自分の強みを生かしてどう貢献できるか考え、今回のグループではこんな役割をしてみようと狙いを持って取り組むことが重要だと思います。
●評価/選考について
どんな人かわかってもらえるように意識する。
やはり発言があまりにも少ないと、人物像が見えづらく印象に残らないことがあります。過度に目立つ必要はないですが、適度な発言は必須です。
必ず時間内に課題を終わらせる。
仕事を行う上で納期を守ることは非常に重要です。時間管理は徹底してください。特に短時間での課題であれば、アウトプットを重視して評価されることは少ないです。
▫️以下のように様々な評価があると思います。いくつか具体例を紹介します。
コミュニケーション能力/リーダーシップ
・人の意見をポジティブに聞き、アイデアを膨らますなど話しやすい環境がつくれる。
・行き詰まった時にもチームを導き自力で打開することができる。
思考力/学習能力
・課題の意図を理解している。
・頭の回転が早く、的確な意見が言える。
アイデア力
・想像力が豊かで沢山の面白い案が出せる。
・アイデアの良し悪しが判断できる。
ロジカルさ
・自分の意見がはっきり言える。
・意見が対立しても適切な説明で合意形成が取れる。
その他
・学習意欲
・リアクション
・キャラクターの良さなど。
個人的には、アイデア力やロジカルさが印象付けられるように意識していました。
例えばグループワークでは、よくアイデアを多数決で決めてしまう場面があると思います。この場面で多数決ではなく、アイデアの良し悪しを判断し、合意形成を取り1案を選択する。このような方法を取るだけで考え方や人柄が少し見えるのではないでしょうか。
今回は、こんな感じで終わります。
読んでいただきありがとうございました。
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