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「好きになる力をつけたい」と思うのはなぜだろう

どんな人になりたいか。

明日、高校生の前でするスピーチのテーマだ。

自分の中に漠然と「好きになる力をつけたい」という思いはあった。でも、どうしてそう思うのか。掘ってみない限りはその思いを人に伝えられない。

そこで、先日元電通コピーライターの梅田悟司さんに教わった方法、
①「好きになる力がついたらどうなるか」
②「本当にそうだろうか」
③「なぜそう思うのか」
を考えてみた。

①「好きになる力がついたらどうなるか」

どうなる、の先には対自分・対他人があるだろう。

まず自分はどうなる

・自分の中にプラスのエネルギーが生まれる
・「つい」楽しくてやっちゃうことが増える
・がんばってるつもりがなくがんばれるから、続けられる

じゃあ、対他人はどうなる

・好かれたり応援されたりすると、認めてもらえてるのがわかって嬉しくなる
・認めてもらえるとその人の中にプラスのエネルギーが生まれる
・この人ともっと関わりたいと思うようになる

②「本当にそうだろうか」


・「好きになる力をつけたい」のは、自分が「あの人と関わりたい」と思ってもらいたい、関心を持ってもらいたいという気持ちとセットだとも思う。

・「好き」の反対は「無関心」と言われたりする。関心を持ってくれない人よりも、関心、それもプラス方向の関心である「好き」という気持ちを向けてもらえる方が、私は嬉しい。

・「好きになる力をつけたい」の先には、その「好き」な気持ちを相手に届けて、相手の中にプラスのエネルギーを生み出すための、「『好き』を発信、伝える力」が欲しい気持ちがある。

③「なぜそう思うのか」


・好きなものを語れるオタクの子が羨ましいと思うから。
・思いが強いほど、ものごとは動くと思うから。
・自分は20年以上「評価者(消費者)」として生きてきた。しかも結構厳しい評価者だ。本当にビビっときたもの、いいと思ったものしか買わない。でもこれから「被評価者(社会人)」になる。相手に「好き」を伝えて、相手に「この人ともっと関わりたいな」と思ってもらえたら、「この人に仕事をしてもらいたいな」と評価してもらえることにつながるんじゃないかと思うからだ。
自分のような厳しい評価者に、「いいね」と思ってもらえる社会人になりたい。

そういうわけで、私は「好きになる力をつけたい」。だから、まずはこうして毎日「いいなぁ好きだなぁ」をnoteに書くことから始めている。

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…、そうだ!そうだ!
だから自分はnoteに日記を書いていたんだ。
「好きになる力が強い人はいいな」、だから自分もそうなりたい。くらいの動機だったが、さらに深まった。

掘ってみるまで、この気持ちの先に「消費者」「社会人」の姿勢があるとはわからなかった。自分で自分のことが意外すぎる。

梅田悟司さんの言葉で言えば、これが「内なる言葉」だ。「内なる言葉」に出会うのは、おもしろい。





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