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オカメインコと仕事

私の仕事は、というか、名刺には「Web・Graphics制作」と記してある。
実際のところ、Webの管理がほとんどで、制作案件・リニューアル案件が年に数件、あと、飲食店のメニューやPop、ポスターなんかを作っています。といっても特定の飲食店オンリーに近いので、その飲食店の「系列会社」(法人ではないけど)みたいになってます。写真も撮ります。ラーメンとか。だから仕事で使えるミラーレス一眼とそれなりのレンズと照明機材を持っています。銀塩写真時代(2001年頃)には、東京の不動産物件写真を撮る仕事をしていたこともありました。一日物件を歩いて写真を撮って、夕方現像所に持って行く。2時間くらいでポジが上がって、セレクションして(袋に赤丸を付けて)デザイン事務所に持って行く。現像待ちの間はドトールで休憩してました。

2017年までは「朔」という名の猫を飼っていました。その夏、朔が急逝。17歳だから猫としては大往生なのかもしれないけれど、とても苦しそうな最期だったので、それが辛かった。朔は時々仕事場に来て、私を監督していました。というか、昼寝をしていました。

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今はオカメインコを飼っています。名前は「ぴいよ」。ずっと前から奥さんと「いつかオカメインコを飼いたいね」という話をしていて、つい最近、たまたまネットで「キャンセルになった子、募集」というのを見て、何となく「これは飼うしかない!」と思いました。模様は、ほぼ白なのだけれど、ちょっとだけシルバー(シナモン?)の羽根が入っていて、そこが、白地にちょっとだけ模様の入っている朔と似ているような気がして、そんなところにも運命を感じてみたり。

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それで、今の私の仕事ですが、横浜とか東京のお客さんがいるので、たまに出張に行きます。行くとへろへろになります。普段自宅仕事だし、持病があって、一日起きているのが辛いんです。
以前は仕事場(事務所)と住居が別れていたんですけど、去年の4月、急な事情で今のアパートに引っ越してからは、仕事場(事務所)と住居が一緒になりまして、ぴいよを肩に載せたまま仕事していたりします。ぴいよはぴいよで、マウスのホイールを囓ったり、キーボードを探検してみたり。

収入はささやかで本当に奥さんには苦労をかけているけれど、生き物と一緒に自宅で仕事できるのって、私には向いて居るみたいです。
最近、中学の同級生から「お前は何のために仕事しとるんや?」と哲学的な質問をされて、反射的に「私の仕事には哲学も思想もない」と答えたんですが、それは嘘ではありません。哲学でも思想でもなく、奥さんとぴいよと一緒に暮らしていくためにやっていること。でも、あとから考えたんですが、やっぱり面白いんだろうな、この仕事が。面白くない仕事を辞めたことは何度もあります。
あと、ぴいよと一緒に自宅で仕事出来るという環境も気に入っています。通勤電車に乗らなくていいし(あれは本当に辛かった)、やっぱり生き物は可愛いし、暖かい。
noteは、一日の終わりか、朝起きたときとか、仕事の合間の休憩とかに書いています。そんな私のささやかなnoteですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

サポートをいただければとても嬉しく思います。 写真を撮ったり、書き物をしたり、そういう活動に活かします。