引き際は大切
ツヤコに施設入所を提案した。
何度提案しても帰ってくる言葉は同じ。
「自由が奪われる」
ツヤコと同居を始めて思っているわたしの感情と同じ。
親子といえども距離感は必要であり、距離感が縮まることにより軋轢が生まれる。
30年近く離れてすんでいた親子が一緒に生活しても、生活のスタイルから丸っきり違う。
定年まで働いてきたツヤコは基本何にもしない。
家事は誰かがやってくれると思っている。
サトシの生活を維持するための貢献度合いは半端ないと改めて思う。
出社する前にある程度の家事は終わっておきたいから、朝の時間に格闘しているわたし。
散らかった家に帰ってくるのは疲れた身体にストレスしかない。
自身が機嫌よく暮らすためにも必要なこと。
柔らかいふかふかのパンが好きなツヤコ、ハード系の小麦のしっかりとした味わいのパンが好きなわたし。
ツヤコのせいで自身の好きなパンさえ我慢することもある。
ちっちゃな我慢が積み重なって疲労感が、、、
で提案する。
施設で生活して欲しいと。
そのたびにツヤコの答えは同じ。
元気なうちに周りに迷惑をかけないように施設へ入所するってなんで言えないんだろ。
ツヤコみたいになりたくなくて、老後の生活についてしっかりと学んでいます。
あんな風にはなりたくない。
生きてるだけで迷惑だもの。
引き際って大事。
自身の人生きれいに幕を引くのが役目では。
老後の生活の場となる施設入所やらお金について学んだことは
また次回
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