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我が青春の街、江古田

久しぶりに江古田へ。

かつて30年前、ライブハウス「江古田マーキー」で歌い始めた21歳の頃の俺の、なんの実績も実力も経験も持たない挑戦者だったころの初心に戻りたい、というか、なんというか……そのような思いで、久しぶりに江古田に来ました。

まあそれはなんでもいいのですが、30年前、当時すでに俺より10年以上歌っていた大先輩のシンガーソングライターの大橋渡さんが、今も、毎月1回のステージを続けていて、それをもう42年!も歌い続けている(コロナ禍で一時やむを得ずの中断を除き、毎月1回年12回のライブなんで、約500回のステージ!)人なんですが、そんな大橋渡さんのライブを久しぶりに聴きました。

凄かった……
もう還暦は超えたはずだが、声が衰えるどころか……最後に聴いた10年前と声量は変わらず、伸びもあり、それだけでなくウヰスキーが熟成するように、声に深みと味わいが増していた。
思わず涙が溢れた。 

ひたすら真っ直ぐに歌い続けた者、磨き続けた者にしか出せない声だった。

そんなことで、なんとか俺も、初心に戻れそうだ。
明日から、また俺は俺の仕事を頑張ろう。

30年前と同じ看板を使っていて嬉しくなる
ライブハウス「江古田マーキー」は地下にあります
熱唱する大橋渡さん


30年前から細かい部分の修繕はあったけど、ほぼ変わらない店内。空気の匂いも、30年前と同じ匂いがした。二十歳の俺にタイムスリップした感覚。

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