見出し画像

ヨルダンからイスラエルへ陸路で行く方法

世界を旅するフリーランス飯田さん(@iida_shi)です。

2023年3月にヨルダンからイスラエルまで陸路で渡ったのでその時にかかった金額や行く方法をこの記事にまとめました。

おそらくこの方法が1番安くヨルダンからイスラエルへ行く方法です。
あまり移動にお金をかけたくない人はぜひ参考にしてください。

ヨルダンからイスラエルまでの道のりまとめ

まずヨルダンからイスラエルまで1つのバスでそのまま行ってくれることはありません。
検問所で違うバスの会社へ自力で乗り換える必要があります。

この章では私の具体的な移動方法を解説します。

バスの予約方法と移動について

バスは事前にネット予約しました。

私はJETTというバス会社で予約しました。
ヨルダンからのヨルダンの検問所があるキングフセイン橋へ行くまでのバスの予約になります。

注意しないといけないのが、出発地点を『Abdali』を選択してください。『Amman』にすると『King Hussein Bridge』が出てきません。
自力で予約しようとしてもキングフセイン行きがなく半べそ書いている時に、宿の人に聞いたら教えてくれました。

バスの予約画面

ちなみに『Abdali』も『Amman』も出発する場所は同じです。
なぜ知っているのかというと、ペトラ遺跡へ行った際は『Amman』を選択して予約したから。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

私が乗車したバスにはそこそこ空きがあったので、予約しなくても問題はないかと思います。しかし予約することは簡単なので事前にしておきましょう。

バス会社の前を出発したのが7:10頃、ヨルダンの検問所に到着したのがちょうど1時間後の8:10頃でした。

▼ヨルダンの検問所はこちら

ヨルダンの国境とイスラエル国境について

ヨルダンの国境では、出国税を払い、出国スタンプをもらいます。
出国税は10JOD、約1,800円ほどでした。

そしてヨルダン国境からイスラエル国境まで距離があるため、バスで移動。
ここまで受付の人が全て次の行動指示を出してくれます。

バスの乗車費で8.5JOD(1,500円ほど)を支払いました。
内訳はバスの乗車費7JOD、トランク利用料1.5JODでした。

バックパックはトランクを使用しないで膝下に置いておけば7JODだったので、知っていれば損せずにすみました…。にしても結構お金取られるな。

検問所同士の距離

イスラエルの検問所国境についたら、でかい荷物は預けて、入国検査。
10分ほどであっさり完了。

空港のような受け取りベルトが出口にあり、そこで荷物を受け取りイスラエル入国。

建物を出るとすぐにバスのチケット売り場があるため、12JOD(2,200円ほど)でチケットを購入してエルサレム市内へ移動。

イスラエル国内ですが、ヨルダンの通貨で支払いができました。
お釣りはイスラエルの通貨シュケルで返ってきたため、無料で通貨両替してもらえてお得でした。

なおチケット売り場で「Jerusalem(ジェルサレム)」と言えばバスまで案内してくれます。
日本語ではエルサレムと発音されることが多いのですが、英語だとジェルサレムなのでご注意を。

平地を進んでいく…

イスラエル到着後

検問所からバスで移動すること1時間、エルサレムへ到着しました。
バスから降ろされた場所は下記画像のあたり。

私含め乗車している人はみんな顔を横に振り「え、ここ?」といった表情でした。

赤枠部分で下車

ヨルダンのSIMカードは抜いていなかったため、幸い位置情報は検知できました。

到着した場所は旧市街の入り口、私が宿泊する場所は西側なので歩いて移動しました。
路面電車を使うことはできるのですが、安息日だったため運行しておらず。

街中の様子

Stay Inn Hostel』というホステルに私は宿泊しました。

2023年3月時点で、コーヒーや水は無料で、Wi-Fiはかなり早かったです。
しかしワーキングスペースは狭いため、夜は周りの話し声などで中々仕事ができる環境とは言えませんでした。

ちなみにイスラエルは2ℓの水を買うのに300円くらいかかるので、水が無料なのはかなり有難かったです。

部屋の扉がカラオケみたい

ヨルダンからイスラエルへ入国する際の注意点

私がヨルダンからイスラエルへ陸路で国境を渡る前に知っておきたかったことを3つ紹介します。

現金は多めに持っておいたほうがいい

国を越えるにあたって合計で50JODほどかかりました。

具体的には以下の通りです。

  • ヨルダン出国税

  • 検問所間のバス

  • 検問所からエルサレムまでのバス

よってヨルダンの市内でイスラエルの通貨(シュケル)を両替しておかないほうがいいです。

イスラエルの宿は事前に確保しよう

どの国へ行くにもそうですが、宿はイスラエル入国前に予約しておきましょう。

特にイスラエルという国は出入国が厳しいと言われているため、なおさらです。脱線してしまうためこの記事では書きませんが、イスラエル出国はかなり苦戦しました…。

詳しくはTwitterで発信しています。

安息日には注意

イスラエルには安息日という日が存在します。
安息日は、ユダヤ教の宗教的な休日です。

ユダヤ教徒にとって安息日は、神との関係を深め、身体と精神を休め、家族や友人と共に過ごす大切な日。

この日には、仕事や商取引、火を使った料理など、あらゆる活動が禁止されます。

つまり市内のお店は営業をしません。

現在、安息日は金曜日の午後から土曜日の日没までとされています。
あろうことは私は安息日である全ての日に観光をしようとしていました。

幸い金曜日の昼前に滑り込みで食事をすることができました。
しかしSIMカードを買うことはできないため、宿のWi-Fiのみを頼る生活に。

午後から次第にシャッターが閉まりだし、16時頃になるとまるで2020年のコロナ禍を思い出した。

土曜日の14:00

今回はヨルダンからイスラエルまでの行き方と、入国の際の注意点を解説しました。

普段はインスタグラムで旅のようすを投稿しているので、一緒に旅を楽しみたい方はフォローしてください。

画像をクリックするとインスタグラムへ飛びます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?