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トルコ風呂へ行ったら悶絶させられそうになった話を聞いてくれ

マッサージしてくれた子と2ショット

いやー、ものすごい良い経験をさせていただいた。

トルコ風呂っていうからエッチな話かと思った??

トルコ風呂と聞いたら「ソ⚫︎プランド」と反射的に連想してしまうかもしれませんが、この記事で紹介するトルコ風呂はハマムと呼ばれる本場のトルコ風呂のことを指します。

余談ですが、ネタバラシは記事の最後にする構成を考えましたが、トルコの印象を下げるわけにもいかないので先に書かせていただきました。
釣りタイトルと感じ取れる表現をしてしまう申し訳ありません。

40代以上の方はご存じだろうが、「ソープランド」はかつて「トルコ」と称していた。

<中略>

天下太平と思われた業界に激震が走ったのは84(昭和59)年だ。トルコから日本に留学していた青年が、渡部恒三厚生相(当時)に直訴したのである。
「トルコとトルコ風呂は何の関係もない。変なイメージを持たれて不愉快」
これがニュースとなって大騒動になる。困った特殊浴場協会は「トルコ」の文字を看板から外したり隠したりしたが、抜本的な解決にはならない。「トルコ」に代わる名称を一般公募することになった。

【裏昭和史探検】「トルコ」→「ソープランド」 改名時のドタバタとは?

せっかくなので最後までこの記事を読んで、本場トルコで味わえる娯楽の1つを知り、旅へ出るきっかけになったらこの上なく幸せです。

そこでこの記事では私が実際に行ったトルコの風呂屋(ハマム)のサービス内容や料金、感想を紹介します。
特にこれからトルコのイスタンブールへ行こうとしている人は、ぜひ最後まで読んでいってください。

今回私が行ったのは『Kizilay Square Bath』というハマム。
宿に侵入したネコを触っていたら、スタッフから「この近くにあるサウナが最高だよ〜」と教えてもらったので行ってきました。

▼こちらが宿の猫

たださすがに初めての土地なので事前調べすることに。

REVIEWEURO.COM

「あれ、公衆浴場にしては高いレビューが多い…」

見ず知らずの人の前で裸になることに抵抗がなくなるには十分すぎるレビューだった。

ホテルから歩くこと5分、SAUNAという単語が見えた。

入り口の明るさから、怪しい店ではないことがわかる

店内へ入ると、半裸のおじさんが歓迎してくれた。
料金を聞くと、「サウナ、垢すり、マッサージ、合計で240リラだよ」と丁寧に料金表を見せて教えてくれた。

ちなみに私がこのハマムに来た2023年7月時点で1リラが5.5円だったので、合計1,333円。やっす!!

ただ最終的には300リラを支払うことになった。その理由は後ほど。

サウナ、垢すり、マッサージのコースで承諾し、更衣室へ案内される。
鍵もしっかり渡してくれるので、貴重品を持ってても安心でした。

また腰タオルとバスタオルも料金に入っていたので、手ぶらで来れます。

更衣室が完全にホ⚫︎ヘル

腰にタオルを巻いて、まずサウナへ案内された。
臭い。硫黄とかの匂いではなく、単純に使い古された臭さ。

ただそんな悪臭も暑さが忘れさせてくれた。
10分ほど入ったサウナを出ると、オジが垢すりをするからこっちへ来いと誘導してくれる。

推定体重120kg、そんな巨漢の腕で僕の肌をゴシゴシと洗ってくれるもんだから、自分でも引くくらい垢が出ました。

全身の垢すりをやってもらっただけでも満足なのに、マッサージもしてくれるなんて、すごい良心的だな〜、なんて呑気に思っていたのも束の間。

オジの巨漢から生まれるパワーが僕の体をボキボキッとほぐす(潰す)。

人生で一番大きな声が出た。
オジは力を入れると叫んだ。その音に便乗して僕も叫ぶ。
ドーム型の室内には、オジと僕の声だけが響き渡る。

この言葉をタイミングするだけで足の裏から痛みが蘇る。いてて。

トルコに来て、こんなに叫ぶとは。

こうして人生初めてのトルコ風呂は幕を閉じた。

所要時間は30分ほど。
肌がスベスベになったのはもちろん、トルコ人のオジと咽び叫んだ体験は一生忘れないものになった。

こんな素敵な体験を提供してくれたオジに300リラを渡し、お釣りはチップとして託しました。

そうして冒頭の2ショットを撮り、ハマムを後に。

これはもっと多くの人の知ってもらいたいと強く思い、今回記事にしました。

言葉がわからなくても十分楽しむことができるハマム。

イスタンブールへ行く予定のある方はここへ行くことを強くオススメします。

旅の様子はTwitterでも更新しています。フォローすることで世界の非日常な生活を一緒に味わうことができます。


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