見出し画像

イベントお知らせ機能の活用 「初雪・ポッケ インタビュー」

こんにちは、iichiの伊藤です。

iichiの「イベントお知らせ機能」を活用されている作り手の方へのインタビューの第4回。今回は、装身具や小さなオブジェを制作されている初雪・ポッケさんにお話しをうかがいました。

イベントお知らせ機能とは?
イベントお知らせ機能は、展示会やワークショップをiichiでお知らせ・閲覧することができる機能です。展示会の情報を知ることで、実際に作品にふれたり作り手の方に出会える機会が広がったと、ご利用いただいている皆さまにご好評をいただいております。

「初雪・ポッケ / 関 文子 展」

画像1

2020年3月7日から15日の東京 西荻窪のHATOBAさんで開催された、初雪・ポッケさんの二人展におうかがいしました。

初雪・ポッケ
「『初雪が降った日の心の動きをポケットに入れて持ち続けたい』 そんな小さな感動が生まれ、心にも寄り添い続ける装身具を」という思いで、ご夫婦で活動、制作されているユニット。植物や動物などちいさな生きものを繊細に表現したアクセサリーやオブジェは、一度目にしたら心をうばわれずにはいられない たたずまいを放っています。
石川県金沢市の古い土蔵を改修して「ザクロ文庫」と名付けた工房、shop & gallery で、作品の制作、ワークショップや結婚指環のオーダー受注など、日々の活動を丁寧にかさねていらっしゃる作り手さんです。
 →プロフィールページ →ショップページ

今回の展示会について教えてください

画像2

今回の西荻窪の展示会は、フェルトやドローイングで作品作りをされる関 文子さんとの二人展です。

会場のHATOBAは、1階で洋服を作られているSUTOAさんのギャラリーです。SUTOAさんとは、10年程前に京都のセレクトショップで開催された合同展示会で一緒になったのが出会いでした。私たちは2年前まで京都に住んでいたので、SUTOAさんが京都で展示会をされた時や、私たちが展示などで東京に行った時にお会いしてご縁を紡いできました。
その後、SUTOAさんが2階にHATOBAのスペースを作られ、いつか展示できるといいねと話していました。関さんの作品と私たちの作品を共に展示すると合いそうということで、今回の二人展開催へとお話しが進みました。

展示会に関しては、"今、自分たちが一番いいと思っているもの" を出しましょう、ということになりました。
私たちの作品は、木と金属を組み合わせたものや、天然石を使ったもの、具象のものやシンプルなものなど、作品の種類や素材もいろいろです。なので、定番で作っているモチーフのものや天然石の一点もの、立体作品や壁飾りなど、幅広く楽しんでいただける作品をご用意して、お客さまも関わりやすいような展示にしようと準備をしました。

展示会にいらっしゃるお客さまについて

画像3

熱心にご覧くださっている様子に、楽しみにしてくださっているんだなぁ、と感じます。特に、どれにしようか真剣に悩まれている姿は嬉しく、合わせるお洋服やどんな時に使うかなどを、一緒になって「どうしましょう」と悩む時間も大切に思います。顔なじみのリピーターのお客さまも多く、少しずつ集めてくださっていることも嬉しいです。

また、お客さまのほうが作品の素材やモチーフにまつわるいろんなことに詳しかったり、知識が豊富で、勉強になることが多く、刺激になります。そんなやりとりから、次はどうしようか、などと想像を膨らませたり、制作意欲を掻き立てられています。

SNSをご覧くださって、初めて実物をご覧になったお客さまから「実物の方がずっといい」と言っていただけると、本当に良かったなぁと思います。

お客さまとのエピソード

画像4

画像7

以前ご購入くださったお客さまがご結婚され、結婚指環を頼んでくださることも多く、お二人の人生に関わることができる幸せを感じています。お子さんも生まれて、ご家族で展示会にお越しいただいたりすると、なんだか親戚のような気持ちになります。

今回も、使っていくうちに味わい深く育った結婚指環を見せていただき、その方と毎日一緒に同じ時間を過ごし、かけがえのないものになっているんだと、じーんとなりました。ありがたいことです。
また、木のものは愛用するうちに家具のように艶が出たり、色味も深くなったりします。そんな風に育ったものを身につけて来てくださって、作ったものと久しぶりに再会できるのも嬉しいです。

iichiの「イベントお知らせ機能」をご利用になって感じられていることがありましたら

画像5

イベント機能は、地域やカテゴリーで検索できるので、自分にぴったりのイベントを見つけることができていいですね。
メールで届くiichi通信が好きで、編集者の声から季節感や暮らしの一コマが想像できるのでいつも楽しみにしています。そんなiichi通信や特集が届いた時に、イベント情報にもたどり着けるようになるといいなと思います。
偶然、目にとまって見てみた・・・というような自然な入り方ができたら、それは何か求めていたタイミングであったり、ご縁があるような気がします。そのような作り手や「もの」との出会いが生まれるきっかけになったらと思っています。

今後の活動のご予定などございましたら教えてください

画像6

7月11日から8月30日まで三重県のgallery yamahonで開催中の「生活工芸展 2020」に出展中です。秋にはもみじ市など、野外のイベントに参加予定です。グループ展もいくつかありますが、しばらくは展示会を減らしていく予定です。iichiへの出品が思うようにできていないことと、結婚指環や新作にもっと取り組みたいという気持ちがあります。
工房とショップを兼ねた「ザクロ文庫」というスペースををしっかり整え、ワークショップのイベント開催をしたいと考えています。その時は、イベント情報で紹介していきたいと思います。

(写真提供:初雪・ポッケ)

イベントお知らせ機能について


今回の東京での展示会を心待ちにしてうかがいました。
目にして、手にとって、温かなものがぽっと心に灯るような作品。しずかな口調で丁寧にお話しくださるお二人。作品を前にして、作り手の方に直接お話しをおうかがいできることの貴重さを思う大切な時間でした。
iichiのイベントお知らせ機能が、使い手の皆さまにもそのように感じていただけるきっかけになれたらと思います。

イベントお知らせ機能については、こちらのページで詳しくご案内しています。

画像8

ご自身の個展や展示会をお知らせするツールとして、イベントお知らせ機能をぜひご利用ください。多くの方々に作品に触れていただけるきっかけ作りとしてお役立ていただけましたら幸いです。

iichiは「作り手・繋ぎ手・使い手」の三者にとって良い出会いが生まれ、交流できる場となれるよう、今後もサービスを充実させていきたいと思います。

イベントを登録する

     

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?