ちゃんと好きだった
先生を好きだった中学三年間、先生を忘れられずに過ごした高校一年生。そんな私を好きになってくれて先生だけだった私の世界を変えてくれる人と出会った高校二年生。
せっかく私を愛してくれる人と出会えたのに私が目の前の人を真っ直ぐ愛す強さを持っていないせいでまた私は一人になった高校三年生。
一人は寂しい、一人でいるとやっぱり世界には先生しかいないと思ってしまう。それが怖くて今まで周りの誰かを好きになろうとしていたけど、やめる。無理やり周りに目を向けて好きなフリをして好きになれなくて、どんどん苦しくなって別れる頃に好きになることはやめる。ちゃんと先生以外に目を向けられるまで私を好きでいてくれる人まで傷付けることはやめるから。一人で生きていける強さを持つから。
私の将来の夢は教師だ。先生と同じ景色を見て言葉の大事さを伝えたいという気持ちがあって教師を目指しているけど、先生はきっと先生に憧れて教師を目指す私より自分で見つけたカウンセラーという夢を追いかけていた私の方が好きだと思う。それは知っているけど、国語が好きな気持ちは本当だしちゃんとなりたいと思って教師を目指している。絶対叶えるからいつか教師になった姿を先生に見て貰いたいな。
全部の後悔とか未練捨てて私らしく生きられるようになるから、私が好きだった人全員が幸せになれますように。沢山傷付けてごめんね。
じゃあね
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