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「色」についてのコラボ連載 第2弾

1ヶ月ほど前に「色で未来を作る専門家」のMIKUさんとスタートした「色」についてのあれこれを語るコラボ連載。

二人が興味ある「色」について、交換日記のようにそれぞれ思ったこと、感じたことを語る連載の第2弾です。

その前に、前回の振り返りと、MIKUさんの記事について感想をお伝します♪

第1弾記事について


第1弾記事、私の書いたものはこちらです。


そして、MIKUさんが書かれたものはこちら。

MIKUさんの記事を読んでいて、「季節のお米のクレヨン」を作っているなんて、なんて素敵!となりました。
色を愛でるだけでなく、自分で作りだすというところが本当に素敵だな、と。また、その素材が「お米」というのにズギュン!です(笑)。

あと、インテリアや洋服を買う時に、好みの色を求めて時には1年持ちこしたりするという、そのこだわり!
色に関して自分の中で妥協していないところが、本当に好きなんだな、と。
画材屋さんで静かにテンション上がるのも、「わかる!」となりながら読んでいました。
ほんの少しの違いなのに、違う色だということ。その微細な違い、私も楽しんでいます。


さて、今回 第2弾のお題はこちらです。

■Q.1 色に興味を持ったきっかけは何ですか?

あまりはっきり覚えていないのですが…
田舎育ちの私にとって、幼い頃の遊びといえば花を摘んだり、植物の観察をしたりと、その対象はいたるところにありました。

中でも私は「花」にとても興味があり、畑や田んぼの脇に咲いている花を観察し、それをスケッチしたり、図鑑で調べてまとめたりしていました。
そのノートの表紙には「花日記」と書いていて、とても大切にしていたため、今となってはどこへ行ったのかわからないノートの表紙を鮮明に覚えています。

そのスケッチをする中で、どうやっても色鉛筆では表せない色ばかりで、自然の中にある色はなんと多彩なんだろう(←こんな言葉知りませんでしたが(笑))と思っていました。

その「こんなに色がある」「少しの違いでも違った色になる」という驚きと不思議が、きっかけといえばきっかけかもしれません。


そして中学生になった私は「なんて素敵にジャパネスク」という偉大な本に出会います(作者の方にファンレターを書いたのはこの時限りです)。
父が生徒さんから教えてもらえって学校の図書館から借りてきていたこの小説に、私は夢中になりました。

その中に出てくる「十二単」、これに心を奪われたのです。
四季折々の移ろいを衣で表現すること。色につけられた、重ねにつけられた名前の美しいこと。
どれもに夢中になりました。

(ちなみに小説も好きで読みすぎてボロボロになったため、後に新たに買い直しました…)

そこから何十年、今も「色」として作る出される彩りに、ほーっとため息をつく日々は変わっていません。


■ Q.2 色にまつわるアイテムでお気に入りの物は何ですか?

身に着けるものとしてお気に入りの物は、すぐに思い浮かばないのですが、やはり本棚にある本かなと思います。

他にも好きな本はいろいろありますが、ついつい本棚から出して眺めています。
私は本を読むのが好きなのですが、「色」に関しての本は「眺める」ことが好きなので、ぱらぱらページを捲っていることが多いです。

今読み返したら、第1弾の際にも色の本についていくつか挙げていました(笑)。
よほど好きなんだな、と自分でも改めて思いました。


なんだか今回はどちらの質問についても、「本」がキーワードだったような気がします。
好きだもんな、本… と、改めて自分のことを再確認しました。


同じテーマについて書かれたMIKUさんの記事はこちら。
テーマが同じでも、きっかけや感じていることはそれぞれ違っていて、それをこうやってお互い交わしていけるのも楽しいです。


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