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専門の表象文化研究について質問を受けることがある。従来の文学研究は言語表象のみを扱ってい…
イギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズは1812年に生まれた。イギリスでは昨年の12月から…
アルベルト・ジャコメッティの彫刻作品を初めて見たのは、確か二十歳の頃だったと思う。最初の…
アメリカ出身の日本文学作家リービ英雄。リービ氏は、プリンストン大学、スタンフォード大学で…
映画館で見て感動した映画をテレビやビデオで見てまったく印象が異なるのに驚いたことがある。…
先日、訳書の校正打ち合わせのため、共訳者がいる高知大学に出かけたが、休憩中、ふとしたきっ…
近年の若冲ブームはここ十年くらいのものだそうだ。美術史をほとんど知らない若い人たちが若冲の不思議な魅力に惹き付けられているという点は注目に値する。 若冲の再評価は辻惟雄氏の「奇想の系譜」(1970年刊)から始まる。「美術手帳」に連載されていた経緯もあるだろうが、辻氏が現代の若者文化の感性で若冲を評価している点が面白い。「『蓮池遊鮎図』の蓮のように、海底都市とか、火星の植物とかいったSF的な連想を喚び起すものや、あるいは『老松白鳳図』の鳳凰の尾羽の桃色のハート型の乱舞のように
「朗読」と言ったときに浮かんでくる一群の作家たちがいる。夏目漱石は「吾輩は猫である」を最…
鹿児島市中町の文学サロン「月の舟」で文学講座「夏目漱石シリーズ」が始まった。5月から12月…
鹿児島市の商業施設マルヤガーデンズにはガーデンと呼ばれるコミュニティスペースがある。ガー…
私の南点連載も今回が最終回である。連載開始から終了までのこの6ヶ月間、訳書の校正の仕事を…