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【気になる】激辛マニアが日本の食を滅ぼす!

ハンバーガーやフライドチキン、唐揚げ、中華……。

こうしたお店で新商品が出ると、
圧倒的に辛いものが多いことに、
気づいていたでしょうか。

夏の暑気払いという意味で出ている場合もありますが、
ほぼ一年中辛いものが発売されています。

それはなぜか?

売れるから!

それ以外の理由はありません。

“辛いものマニア”は多いのです。

辛いものが苦手な人のことなど無視して、
売れる商品を優先しています。

では、なぜ辛いものが売れるのでしょうか。

辛いものには中毒性があります。

口への刺激は、味の記憶ではなく、
一種のマゾヒスティックな快楽です。

平たく言うと、クセになるもの。

一度食べると、また食べたくなり、
その時にはさらに強い刺激が欲しくなります。

辛い刺激によって、舌の感覚が麻痺し、
もっと強い刺激でないと、
美味しいと感じなくなってきます。

これは医学的にも証明されていることで、
いわゆる「味音痴」になってしまっている状態です。

逆に言えば、辛ければ美味しいと感じるのです。

それを知っている企業が、
次から次へと辛い新商品を出してくるのです。

企業として、売れるものを販売するのは、
当然のことかもしれませんが、
多くの人を味音痴にしていることに、
疑問は持たないのでしょうか。

このままいくと、
繊細な味わいが信条の日本の食文化は、
廃れてしまうのではないでしょうか。

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