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【マーケ基礎】既存客最優先。

あなたのお店が、いま現在得ている売り上げは、
いまのお客さま、これまでのお客さまによって、
もたらされています。

ごく当たり前のことですが、これを忘れていませんか。

どういうことかと言うと、厳しい状況になると、
つい“新しいお客さまを呼び込まないと”
となってしまい、既存客をないがしろにしてしまう
店主が多いということです。

“とにかく目立とう”とチラシを大量に撒いたり、
イベントを行なって、
お客さまの気を惹こうとしたりします。

特に、近くに競合店が出店してくるとなると、
心中おだやかではありません。

“売り上げが落ち込んでしまう”
“お客さまを取られる”
と慌ててしまい、気持ちばかりが先走ります。

だからと言って、どっしり構えろ、
と言っているわけではありません。

店主の中には、
「敵の出方がわからないから、それまでは……」
と、様子を見ている人がいたりしますが、
これではお店が潰れることは見えています。

大切なことはひとつ。

『既存客を“もっと”大切にしろ』

既存客を大切にすれば、
最低限、いまの売り上げは確保できます。

厳しい状況を乗り越えるために、
一生懸命、既存客を大切にすれば、
お客さまが助けてくれるのです。

お客さまは見ています。
競合に負けないようにがんばっている姿を。

そして、“もっと”大切にすることです。

大切にしているお客さまでも、たまには浮気もします。

だから、競合店が開店した当初は、
既存客も一時的に流れるかもしれません。

でも、必ず帰って来てくれます。

そんな時、“もっと”大切にしていれば、
「やっぱり、このお店でなければ…」と、
これまでの既存客は『信者』に変わっています。

そうなれば、強い味方です。
一緒に戦ってくれます。

では、競合店対策は、どうすれば良いのでしょうか。

競合店の出店がわかった時から、
「がむしゃらに売る」ことです。

考えられること、できる限界までをすべてやります。

売って、売って、売りまくります。

「そんなことができるなら、これまでにやっているよ」
と言われるあなた。

あなたは、すでに競合店に負けています。

精神論になってしまうかもしれませんが、
気構えひとつで、人生が変わるのです。

長い人生のほんの一瞬。
激動の時があっても良いのではないでしょうか。

やれば、わかります。
既存客をもっと大切にすることの重要さが。

心の底から、お客さまに感謝する時が来ます。

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