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楽食探訪:昭和30年代を思わせる、じゃがいもだんご。

北海道枝幸町歌登地区の名物らしい。

「うたのぼりだんご 」。

じゃがいもにデンプンと塩を練り込んだものの中に、
あんこやチーズなどの具材を入れたもの。

じゃがいもの代わりに、かぼちゃを使ったものもある。

今回食べたのは、じゃがいものチーズ入り。

冷凍のままフライパンで焼いて食べる。

白く丸いだんごは、平たくなっている。

ひと口食べる。

だんごだ。
中にはチーズが入っている。
以上!

と言いたくなるほど、特に語るべき味わいがない。

これが名物?
お土産?

ご当地グルメとしての存在を否定するつもりはない。

その土地の人の好みであり、
長年親しまれている味なのだから。

けれど、ご当地を脱出するのは、
ちょっと無謀なのでは。

非常に失礼で、言い過ぎかもしれないけど、
これを美味しいという人は、少ないような気がする。

マズくはない。
普通に食べられる。

が、1つ食べれば、もう結構。

わざわざお取り寄せするのは???

戦後10数年、昭和30年代の高度成長期なら、
大ヒット商品になっていただろう。

世の中には、さまざまな新商品が登場していて、
金銭的にも余裕が出てきていたので、
みんな飛びついたと思う。

でも、いまは令和。
ちょっと時代に合わない。

あくまで私の感想なので、ご容赦をいただきたい。

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